9月8日から14日までの施餓鬼供養がはじまりました。 なお、9月12日までに申し込まれた施餓鬼供養は、9月15日から21日まで拝みます。 合掌 大森義成 霊雲寺の宝篋印塔

准胝観音の大行者、豪潮律師は、准胝信仰とともに「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼」をまつる宝篋印塔(ほうきょういんとう)を深く信仰し、生涯に八万四千の宝篋印塔の建立を発願した。この陀羅尼には滅罪生善の功徳が大きいからだ。 それらは豪潮塔と呼…

９月１日から９月７日までの施餓鬼供養は本日結願しました。 施餓鬼にあわせて、尊勝陀羅尼を念誦してさらなる滅罪を祈念しました。継続の供養のかたの分は、引き続きご供養いたします。 合掌 大森義成 秋彼岸会ご供養のご案内 きたる秋彼岸会（９月２２日）…

ミャンマーのお坊さんから聞いたはなし。 かれがミャンマーの片田舎のお寺に籠って修行していたとき、毎日「メッタ・スッタ」(慈経という、上座仏教国ではポピュラーな短いお経。パリッタ=防護呪のひとつ)をとなえていたら、たまに部屋のすみから「ピピピピ…

「餓鬼事経」に出てくるお話。 生前ケチで悪業多く、死後、餓鬼にうまれた男がいた。 たまたま、自分の娘が信仰心があり、バラモン(インドの司祭)にお布施をした功徳を、亡き父親に回向しようと考えていた。(密教が人間界に伝えられてないときは、直接餓鬼を…

9月8日からの施餓鬼供養の施主の方に、自宅での供養法をメールでおくりました。 届いていない方は、おそれいりますが、ご連絡お願いします。 合掌 大森義成

よくいただく質問にお答えします。 問 1 自分のうちは、お盆に施餓鬼をしない宗派だが、施餓鬼供養はもうしこめるか？ 答 初期仏典に『餓鬼事経』がある。 歴史的に仏陀釈尊のころから餓鬼の回向がみられる。 宗派ができるまえからあるもので、仏教に帰依す…

私が加持祈祷を志したとき、恩師から頂いた言葉が「誠意をもって拝め」である。 一口に誠意というが、何が誠意なのか？その時からの課題だった。 いま施餓鬼供養するにあたり、丁寧に拝むことが私なりの誠意であると思っている。 微力ながら施餓鬼の観想を略…

9月5日木曜日までに、施餓鬼供養申し込み完了されたかたのご供養は、9月8日から拝まさせて頂きます。 合掌 大森義成 写真は神泉苑の宝篋印塔

善龍庵で修する施餓鬼法では、千手眼陀羅尼という千手観音の陀羅尼を唱えて餓鬼を供養する。 千手観音は六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)を救う六観音のうち、餓鬼道の救済を担当している。 施餓鬼法は密教の修法のなかで、天部の法に分類される。…

9月1日から施餓鬼供養申し込みのかたのご供養をはじめました。 善龍庵では、略作法ではなく不空三蔵訳『施諸餓鬼飲食及水法』にもとずき、印、真言、観想を如法に修してご供養します。あわせて尊勝陀羅尼を念誦して施主の滅罪生善を祈念します。 合掌 写真は…

私は一年間だけ、さる加持祈祷のお寺に厄介になったことがある。そこは、形は一応真言宗だが、内容はある修験系のことをやっていた。住職(故人)はテレビにも出演したことのある、その地域ではちょっとした有名人だった。 初めてその寺の本堂にお参りしたとき…