大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

2019-01-01から1年間の記事一覧

信仰上の勘違い その4と5

その4は「頼めばいいのに、愚痴をいう」 泉聖天尊(大正時代に活躍した大霊覚者)が仰るには「神仏に愚痴を言わずに頼んだらよい。ただ頼み方にうまい頼み方がある」 それは「神様どうぞこの願いを頼みます。そのかわり私の手でできることは、村の事でも、…

施餓鬼供養の功徳 その25

施餓鬼供養をされているIさんの体験談です。Iさんはご先祖供養を熱心に修められていました。この度、善龍庵の施餓鬼供養にご縁があり、さらに功徳を受けられたそうです。 「大森義成様 お世話になっております。 施餓鬼供養で、うれしいできごとが2件あり…

納め万霊総供養のご案内

報恩謝徳 納め万霊総供養のお知らせ 年末の12月29日から31日まで「光明真言法」「豪潮大和尚伝、地蔵尊香印仏秘法」を修法して、一年間の納め総供養として三界万霊、ご先祖や有縁無縁の諸霊、水子などの追善供養を行います。 光明真言法は胎蔵大日如来…

施餓鬼供養の功徳 その24

お父様の介護をされているNさんが、とてもたいへんな中で、施餓鬼供養をおこない、そこで気づかれたことを教えて頂きましたので、ご紹介します。 人は生きていく上で、順縁、順境ばかりではありません。逆縁、逆境も多々あります。信仰を通して、順逆ともに…

お知らせ

12/1からの施餓鬼供養は本日七座結願しました。最後に宝篋印陀羅尼七遍を加誦しました。 継続のかたは引き続きご供養させて頂きます。いままての供養法を適宜お使いください。 12/8からのご供養の施主様には、自宅での供養法をメールでおくってあります。内…

先祖の墓参

私の先祖の中に出羽三山で修行した修験者がいる。 関東のある地方の神社で晩年過ごしたため、最期はそこで土中入定したと伝承されている。なかなかの法力があったことが、その地域の郷土史に掲載されていた。 その神社の境内にお墓とお堂があり、お祀りされ…

施餓鬼供養の功徳 その23

オーストラリア在住のKさんから施餓鬼供養で気づいたことをご報告頂きました。まさに、 「法力に遠近無し」との弘法大師のお言葉を証しています。 「大森先生: オーストラリアのKです。11月24日から30日の施餓鬼供養ありがとうございます。供養に国境は関…

施餓鬼供養の功徳 その22

毎週、熱心に施餓鬼供養を続けられているKさんから、供養中に気づいたことを教えて頂きました。 巷ではマインドフルネスが流行ってますが、たしかに仏教は気づきの教えです。 それは、なにも瞑想するだけだなく、ご供養を修すなかでも、たくさんの気づきが…

慈悲の供養

泉聖天尊のお弟子であった村木師は、ご自身の家を改築するとき、石垣からでてきた、たくさんの蛇たちを、桶にいれて暖かいところにうつしてあげた。 その後だいぶたってから、それを知らないはずの泉師から、 おまはん「たくさんの人が感謝している」で、と…

信仰上の勘違い その3

神仏に貸せばよいのに、借りつける 大正時代に活躍した大霊覚者、泉庄太郎師(泉聖天尊・1862~1918)が、お弟子のⅯさんにおっしゃるには、 「Мさんよ、みな、銀行へ、よう金を預けるな、通帳につけてもらいよる」 Мさん「ヘイ、そないしよりますな…

信仰上の勘違い その2

その2は「神仏に供えるものを、他所から失敬してくる」 泉聖天尊(1862~1918)のところに、ある人がきれいな鶏頭の花を五本もってきて「先生これ神様にお供えしてください」というと、泉師はそれを2本と3本にわけて「おばさん、これ2つあんたの…

お知らせ

施餓鬼供養のお問い合わせをいただきました愛知県のOS様(ezweb.ne.jp)、要項を添付したメールが帰ってきますので、受信可能なアドレスを教えてください。 合掌 写真は浅草寺「 迷子しらせ標石」

信仰上の勘違い その1

大正時代に活躍した、大霊能者、泉聖天尊(1862~1918)のおさとしに、信仰上の勘違いに五つあるという。これはよくよく、気をつけなくてはいけない。 その1 助けるための現象(病気や現象、事故など)を「たたり」と思う。 神仏や先祖は、人や子孫に…

師走

早いもので、もう師走。 振り返れば、よくぞここまで乗り切ったな、という本年であった。 つくづく、我が身の無力を感じるとともに、仏さまのご加護と多くの方々のご縁のお力を有り難く思う。 施餓鬼供養の申し込みのメールに記されている悩みをみても、それ…

お知らせ

11/24からの施餓鬼供養は本日七座結願しました。継続のかたは引き続きご供養させて頂きます。 本日は、定例の施餓鬼供養のあとで、准胝懺法、豪潮伝の地蔵尊香印仏秘法、さらに別座で施餓鬼供養を修し、三界万霊、諸施主様にご回向させて頂きました。 年末12…

大きい根をはる

このブログでなんどか紹介している、泉庄太郎師(泉聖天尊)のご法話を紹介しよう。 あるとき、泉師は八栗寺の聖天尊へ信者と大勢でお参りいった。 道中で竹にからんでぶら下がっているキュウリをみた信者が、泉師に 「先生、信仰はあんなものでしょうか。あ…

お知らせ

12月1日からの施餓鬼供養の施主様には、自宅での供養法をメールでおくりました。 もし、お名前などに間違いがありましたら、お手数ですがご連絡ください。 11月30日から12月5日までに申し込まれた、施餓鬼供養は12月8日、日曜日からご供養します。 施餓鬼供…

施餓鬼供養の功徳 その21

埼玉のIさんから、ご報告を頂きました。施餓鬼供養をされてから、仕事で良い変化があったようです。 「先生、おはようございます。 私事ですがその後、新しい仕事場での研修もとても順調で、受ける研修全て一回で合格しています。 この研修に受からないと、…

療痔病呪

『療痔病経』を拝受したので、毎日読誦している。 むかし、京都に真言宗のお経本や曼荼羅を扱う心鏡社というのがあって、そこで出していたのを持っている。しかし、もうその会社は潰れてしまった。 そこの経本には、痔で苦しんだ坊さんが、このお経のなかに…

施餓鬼供養の功徳 その20

施餓鬼供養をされた群馬県のAさんから、供養中に気づかれたことをご報告いただきました。一部略してご紹介します。 「大森 義成 先生 大変お世話になっております。 先日、11月17日から、7座の施餓鬼供養をお願いさせていただいた、Aと申します。 このたびは…

不忍池辯天堂参拝

浄厳和尚の御廟参拝まえに、不忍池の弁財天に参拝。 宇賀神様がドーンと鎮座まします。 お堂の裏にはタヌキに注意! ちなみにお堂の裏には実際に動く神さまがいるので、こちらからも参拝。後戸の神という。 聖天島は琵琶湖の竹生島を模したものとのこと。巳…

浄厳和尚の御廟参拝

浄厳(じょうごん)和尚( 1639〜 1702)は、江戸時代中期の真言宗の高僧である。 徳川綱吉の帰依をうけて、江戸湯島に如法真言律の道場、霊雲寺を建立した。 根津にある妙極院に御廟があるので参拝させて頂いた。 私の修する施餓鬼法は、浄厳和尚の編じた次第で…

慣れてくると・・・

三重県桑名市にある専光坊、こちらの宇佐美秀慧老師がご遷化されたと伺った。 わたしは25年くらいまえに、こちらで10日ほど内観と座禅念仏の修行をさせて頂いたことがある。いまは知らないが、当時は外国からの修行者も多かった。 真宗の結社の修道法であっ…

施餓鬼供養の質問に答える

問1 施餓鬼供養は基本7日7座とのことだが、どのくらいの期間供養したら良いのか? 答 それは、施主様の気持ち次第です。仏教は意図を重んじます。7座から、14座、21座、28座と継続されるかたもいます。また毎月供養されるかたもいます。 施餓鬼は単にご供…

施餓鬼供養の功徳 その19

大阪のYさんから、施餓鬼供養で気づかれたことを教えて頂きました。 Yさんはご先祖や有縁の方々の施餓鬼供養を続けていますが、先般は亡くなられた愛犬の施餓鬼供養もなされました。 ご供養を続けられるかたから、よく気持ちが落ち着いたというご報告があり…

いのり、くすり

昔から「いのり、くすり」といって、病気のときにはまず治療や養生が必要である。そして、それと共に、真言念誦、ご祈祷、施餓鬼供養が大切であることを教えている。 物質的な治療とともに、心や霊的な支えも忘れてはならない。 弘法大師は嵯峨天皇がご病気…

お知らせ

11/17からの施餓鬼供養は、本日11/23土曜日に七座結願しました。 継続でのご供養は引き続き拝まさせて頂きます。 明日11/24日曜日からのご供養のかたには、自宅での供養法をメールでおくりました。 ご確認頂き、名前など間違っていましたら、お手数ですがご…

勅題「声」に想う

故松本長老のご法語から。 み仏の心をうごかすよう、まごころからご真言を唱えよう。 声は心の使者、心の足音、といった人がある 喜怒哀楽の心境が自然に声に現れる。 真実より出でたる声は真言なるが故に 人の心を打ち み仏の心をも動かされる。 諸仏の御真…

餓鬼とは 『密教夜話』から その2

三井英光大僧正の『密教夜話』から、一部引用。施餓鬼についてわかりやすく説いている。読みやすいよう適宜句読点を加えた。 問 よく「死ぬときの「一念は後をひく」などと申しますが、まんざら憶説ではないのですね。 答 そうです。死ぬと時の一年は、元よ…

施餓鬼供養の功徳 その18

遠方の土地や屋敷の浄化は、施餓鬼供養で可能か?というお問い合わせを頂きました。 お答えとしては可能です。(例外的に施餓鬼供養をするとともに、現地に出向いてご供養することもあります。また、その軽重がありますので、根気よく供養をつづける場合もあ…