大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

泉聖天尊

奥之院の水向け地蔵

このお地蔵様は高野山の水向け地蔵の一尊である。 向かって右から4つ目にある。 下に関連記事のリンクを貼っておいたが、泉聖天尊の孫弟子、仲須ランという霊能力のある方が信者さんとともに光明真言を5億遍唱え、うち1億遍を高野山の奥之院に奉納されたそう…

心配はお任せ

これと見込んで任せられる人は幸せじゃ。 心配は神さんにお任せしよう 話好きな先生(泉聖天尊のこと)。 皆さんあなた方の中で心配事、腹の立つこと。つまり嫌なことを2つや3つ持たぬものはないだろうな 一同 そりゃそうですわ 泉先生 わしじゃってないとは…

おためし

信仰を続けているとある時「おためし」に会う。 神仏から試されるのである。 それは急な不幸とか病気とか様々な好ましからざることが多い。 だから信仰しているのに、なんでこういう目に遭うんだろうと思うこともある。バチが当たったんじゃないかと不安にな…

苦楽順逆を越える道

一生懸命信仰して拝んでいるのに功徳がみえなかったり、時に良くないことが起こったりすることはある。 人間は、何か悪いことがあるとすぐに何かと結びつけて、原因を仮定し、安心するという心理を持っている。 しかし、その原因を供養や修行に結びつけるの…

納め万霊総供養の感応その7

昔、泉聖天尊(明治大正と活躍した霊覚者)が腹痛を起こして困っていた。 それを知って弟子たちが、内緒である神社にお参りしてお百度を踏んでご祈祷をした。 お百度参りというのは、手にこよりか竹串を100本持って、それを一度お参りするたびに神前か仏前に収…

樽に何を入れるか 泉聖天尊

心配事は神仏にお任せしておけば、息災延命間違いなし。 何事があっても、自分の今できることを行い、後は神仏にお任せして、無心に真言を念誦しましょう。 泉聖天尊のお言葉をご紹介します。 泉先生は樽や桶に縁が深かった。 大阪に出てそれを作っておられ…

神仏につながること

泉聖天尊のお話。 名古屋から若い学問好きな人が修行に来ておった。 信仰の本をよく読んでいるのをご覧になって、「信心するものは御教えを、我が身でするもんじゃ。そして寝ても覚めてもそれを思いつめてすることじゃ。学問理屈だけでは、神信心はわかるま…

竹のつるに絡んで登るキュウリ

これは泉聖天尊の逸話である あるとき八栗聖天へ、泉先生が先達で大勢の信者といつものようにお参りをした時のこと。 先生はわらじ履きで徒歩でさっさと歩かれる。 すると竹に絡んでぶら下がっているキュウリに、心を惹かれた一人の信者が 「先生、信仰はあ…

取り越し苦労はやめて

泉聖天尊の逸話をご紹介します。 豊作の年、心配性の信者が「今年は良かったが来年も今年のようにとれると良いがなぁ」とつぶやいた。 これを横でじっと聞いておられた泉聖天尊。 笑いながら「悪いことを言って待つより、神さんに頼んで楽しんで待つこと、お…

神仏が好きな働き方

泉聖天尊の教えを直弟子の村木師がまとめたものを、ご紹介します。それぞれの立場や持ち分で、世のため人のために貢献できるものは何か。神仏が好きな働き方をしているか、毎日、自分自身を鑑みてみましょう。 人が喜んでくれて、お為になるものを作り出す。…

神仏をうしろだてに

これは、泉聖天尊の教えを、お弟子の村木師がまとめたものである。お彼岸は慈悲行の実践と先祖供養を心がけましょう。 迷っておる人は、ただもう自分のことだけで朝から晩まで手いっぱい。 それで悩み抜いて、病気にまでなりがちである。 悟った人はいつも自…

こころの運びかた

運は心の運び方で変わる。とは泉聖天尊のお諭し。『光あるところに影がある』と言うが、言い換えれば『影のあるところには光がある』 マイナスの中に必ずプラスがあるので、それを見つける心を養うことが大切。 泉聖天尊のお諭し 困った時、心の向けようで幸…

しんから言える心を

泉聖天尊のお言葉 1日のうち 人にでも木にでも 草にでも土にでも また水にでも また何かににつけて お礼をしんから言える心ができたら 神からも人からも 一切から、可愛がられる

信仰上の勘違い その4と5

その4は「頼めばいいのに、愚痴をいう」 泉聖天尊(大正時代に活躍した大霊覚者)が仰るには「神仏に愚痴を言わずに頼んだらよい。ただ頼み方にうまい頼み方がある」 それは「神様どうぞこの願いを頼みます。そのかわり私の手でできることは、村の事でも、…

慈悲の供養

泉聖天尊のお弟子であった村木師は、ご自身の家を改築するとき、石垣からでてきた、たくさんの蛇たちを、桶にいれて暖かいところにうつしてあげた。 その後だいぶたってから、それを知らないはずの泉師から、 おまはん「たくさんの人が感謝している」で、と…

信仰上の勘違い その3

神仏に貸せばよいのに、借りつける 大正時代に活躍した大霊覚者、泉庄太郎師(泉聖天尊・1862~1918)が、お弟子のⅯさんにおっしゃるには、 「Мさんよ、みな、銀行へ、よう金を預けるな、通帳につけてもらいよる」 Мさん「ヘイ、そないしよりますな…

信仰上の勘違い その2

その2は「神仏に供えるものを、他所から失敬してくる」 泉聖天尊(1862~1918)のところに、ある人がきれいな鶏頭の花を五本もってきて「先生これ神様にお供えしてください」というと、泉師はそれを2本と3本にわけて「おばさん、これ2つあんたの…

信仰上の勘違い その1

大正時代に活躍した、大霊能者、泉聖天尊(1862~1918)のおさとしに、信仰上の勘違いに五つあるという。これはよくよく、気をつけなくてはいけない。 その1 助けるための現象(病気や現象、事故など)を「たたり」と思う。 神仏や先祖は、人や子孫に…

おかげをおとすなかれ

泉聖天尊(1862~1918)のおさとしに「あんまり拝むと、おかげをおとすぞ」というものがある。 これは熱心に拝むのが悪いというのではなくして、拝み様がある。拝む自分の心のあり方に用心しなさいという深い意味がある。 ご利益があるといえば、方…

有難いは「おかげ」のはじまり

泉聖天尊(1862~1918)のおさとしに「理屈は抜きにして、ああ有り難かったと思えた時が「おかげ」の始まりぞ」とある。「おかげ」とは功徳のことだ。 施餓鬼供養をはじめた、多くのかたがたから、ご供養するようになって、心がスッキリしてきたとい…