大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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知多半島 豪潮塔礼拝の旅 その1

霊的衝動にかられて、急遽、今朝、知多半島の豪潮塔の日帰り参拝へ。

 

まずは、豪潮大和尚が中興した岩屋寺へ、参拝。この寺院はもと天台宗だが、いまは尾張高野山宗の総本山である。本尊は千手観音様。


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https://www.iwayaji.jp/rekishi

上記、岩屋寺のホームページと豪潮律師略年譜を参照して記す。

「江戸時代の名僧、寛海豪潮大和尚が尾張藩徳川斉朝候からの依頼を受け大慈山岩窟寺(岩屋寺の昔の名前)へ赴任したのは文政二年(1819)、大和尚71歳の時。

 創建 当初は元正天皇勅願寺として御朱印を頂戴し堂塔伽藍十二ヶ坊等隆盛を極めましたが、永享(1429~1441)・永正(1504~1521)・慶長 (1596~1615)の各年間に打ち続いた兵災。寺僧の減少、放任等により美を極めた伽藍も朽ち果て危機的状況でした。

 大和尚は尾張候に願い本堂の修復、寺宝の手入れ等を行いました。この寺に留まること八年。この時期尾張候の祈願所となり、三つ葉葵の御紋章を許される事となった。ゆえに岩屋寺に於ける中興の祖と祀られている」


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経蔵のまえに、豪潮塔がある。1820年の冬に建立。

 


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本堂に参拝のあと、豪潮塔前で、伽羅の線香を焚き、生身の仏を眼前にする思いで、五体投地礼して宝篋印陀羅尼略念誦法を修す。

 

仏法興隆、ならびに三界万霊をはじめ、有縁の各霊、善龍庵の施餓鬼供養と秋彼岸の各諸霊の追善回向、あわせて施主一同の滅罪生善を祈念した。


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続く

 

 

この記事、帰りの車中で記す。施餓鬼供養に関するお問い合わせを頂いてますが、おそれいりますが明日以降のご返信になります。悪しからずご了承ください。合掌。

大森義成