大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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心のモヤモヤを晴らす浄化呼吸法

心がモヤモヤしているとき、落ち着かないときには浄化呼吸法が役に立つかもしれません。これは阿字観のときにおこなう調気法のひとつです。

 

立っても、座っても、イスに腰掛けてもかまいません。
 
①軽く下腹を引っ込めながら、胸のあたりに溜まっているモヤモヤした感覚を、吐く息と共にはきだします。

 

口を少し開いてゆっくりと、自分のペースで「ふーっ」と細く長く吐きます。大空の彼方に向かってはくイメージです。


②はるか遠くの大空の彼方から清らかな霊気が白い霧のようになって、ゆっくりと鼻から入って来ます。(光とか空の青など、自分にしっくりする、新鮮な空気がくるなど、ほかのイメージでもよい)


鼻から入って来た霊気は、ユルユルと喉を通り、胸にまで至ります。
その息を、そのまま少しの間、そのまま保ちます。

吸うときは力まず、自然にまかせます。

 

①②これを3~5回ほどくりかえします。


③次の出息は、下腹に溜まっているモヤモヤの気を軽く絞り出すように、 一度目の要領でゆるゆると吐き、その息は遥か遠く大空の彼方へと去っていきます。けっして力まないこと。

 

④また遥か遠くの大空の彼方から、清らかな霊気がやってきて鼻から入り、喉を通り胸を通り、次第に下腹に至ります。そこで、その清らかな気を意識しながら軽く保ちます。

 

③④これも3~5回ほどくりかえします。


⑤次の出息は、全身のすみずみの滞りがちな気を集め出していきます。手足の指先、頭のてっぺん。背骨の中、骨盤の底などからの滞った気が腹や胸、喉を通り、一度目の要領でゆるゆると吐き、その息は遥か遠く大空の彼方へと去っていきます。けっして力まないこと。

 

⑥また遥か遠くの大空の彼方から、清らかな霊気がやってきて鼻から入り、喉を通り胸を通り、次第に下腹に至ります。それが身体のすみずみまで自然に行き渡ります。

そこで、その清らかな気を意識しながら軽く保ちます。

 

⑤⑥これも3~5回ほどくりかえします。

 

このあと真言念誦や瞑想すると、さらに心気爽快となります。

過去に深呼吸ができないと言ってきた人がいました。無理にする必要はありません。

深呼吸ができない人は、普通呼吸でイメージだけでもやってみるといいかもしれません。

 

2022年7月8日加筆

 

◎施餓鬼供養のご案内
 

大森義成に施餓鬼供養を依頼希望のかたは下記アドレスまでメールください。詳しい要項を送ります。必ず要項をご参照のうえ、お申し込み下さい。

oomorigijyou-segaki@yahoo.co.jp

 

1.ご供養は毎日曜日からはじまり、7座ご供養して土曜日で結願です。14座、21座、28座など継続してのご供養も可能です。毎週水曜日が供養の申し込み締め切りです。

 

2.施餓鬼供養のお布施は一霊につき、7日間に7座ご供養して3500円です。

 

同時に何霊でもご供養できます。

 

3.宗旨、宗派、宗教、国籍を問わずに、どなたでもご供養することができます。

 

4,気になる霊の供養には、施餓鬼供養が相応しています。

 

5, とくに功徳を積む行としては三界万霊の供養が相応しています。

 

※当庵では経木塔婆に◯◯家先祖代々の諸霊、戒名や俗名、三界万霊などと供養の対象の名称を記し、開眼のうえご供養します。

 

その経木塔婆の前で如法なる施餓鬼供養を七座にわたり修法し、丁寧にご供養します。

 

あわせて尊勝陀羅尼、宝篋印陀羅尼、阿弥陀如来根本陀羅尼、地蔵真言、滅罪真言をとなえて施主の滅罪生善を祈念します。

 

亡者成仏の秘印明でさらに供養します。

 

「阿難よ。汝は私(密教釈尊)の教えにしたがって、法の通りに施餓鬼供養するとともに、この施餓鬼供養を、多くの人々に広く教えて、流布することで、それぞれに無量の福を得させなさい」(仏説救拔焰口陀羅尼経より意訳)