たとえ、信心ふかく、ご祈祷やご供養を熱心にしていても、思うようにならないことは沢山ある。
これは各宗派の開祖や高僧でも同じである。歴史を紐解くとな偉大な聖者、高僧、宗教者は、常に順風満帆ということはない。様々な人間的苦しみに会っても、信仰の力で乗り切っている。
私達もそれにならい、そのときどのような心構えでいるかが大切である。
故松本長老のご法語を味わい、信仰を深めるための糧としたい。
何事もおもうようになるだけが恩寵ではない。
時には過酷なまでに
慈悲の(愛)の鞭で打たれる事もある。
このむちをどう受けとるかによって
将来の是非が定まる。
雲のかかるは月のため
風の散らすは花のため
雨と風とのありてこそ
月と花はめでたけれ
(熊沢蕃山)
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