お世話になっているM僧正から、仏説却温黃神呪経の訓読の経本を頂戴した。
早速今朝の勤行で読誦した。
このお経は疫病に霊験あるということで、現在の状態の収束を念願し作られたということである。
昔からお経や仏教の書物を印刷して配ることを印施と言う。今でも台湾では盛んに行われていると聞いた。
昔、目白僧園の釈雲照和上がインフルエンザに罹患して容態が悪かった時に『一切如来金剛寿命陀羅尼経』を、その信者たちが千部印刷して有縁の人々に配ったら、その功徳で持ち直したと伝えられている。
M僧正の浄行に随喜。合掌。