光明真言や宝篋印陀羅尼など、滅罪の功徳がある真言を唱えて、ご先祖や亡くなったかたを供養する時の心得がある。
それは自分が真言を唱えるときに、ご先祖や亡くなった方も一緒に唱えていると思うことである。
さらには諸仏諸菩薩なども一緒にこの真言を唱えていると念じることである。
こうして念じると、たとえわずか一遍唱えた真言でも無量の数念誦したことになる。
もしこのように観念することができなくても、心から信じて真言陀羅尼を唱えればやはり大きな功徳を得るのである。
ちなみに施餓鬼供養の時には、飲食物などの供養の後に餓鬼に対して発菩提心と三摩耶戒の真言を授けて、密教の様々な真言陀羅尼を受持できるようにする。
たくさんの餓鬼も供養によって密教修行者になるのだ。
予告
9月23から25日の三日間、宝篋印陀羅尼法による秋の彼岸のご供養いたします。詳細は近日中に掲示します。