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納め万霊総供養の感応その2

納め万霊総供養の施主各位からたくさん感想をいただいております。その中からごく一部を許可を頂いた上でご紹介します。

 

なお、合わせて新年のご挨拶のメールもたくさん頂いております。おそれいりますが、皆様にはご返信が遅くなっております。ご了承くださいませ。

 

【ここから頂いたメール】

 

実は一年ほど前から、年齢による心身の変化、積年の仕事の忙しさ複雑さによる過労、遺産相続や遺品整理、そしてCOVID-19のストレスなどが重なったからでしょうか、うつ状態になっていました。

 

仕事は今まで通りに続けていました。

しかし、帰宅すると縦のものも横にできないほどの無気力。

使ったものをもとの場所に戻す、落ちているものを拾う、ゴミを捨てるという、当たり前のことすらできなくなっていました。

掃除もずっとしていませんでした。

 

医療にもかかりました。投薬治療を受けてやや改善し、全く無表情になってしまった顔も動くようにはなりました。

ですが、鉛で固められたような無気力は治りませんでした。

 

そんな時に羽田先生のブログ経由で大森先生に辿り着き、滅罪会、お施餓鬼、万霊総供養と、修行とご供養をするご縁をいただきました。

 

とはいえ落ち着いたきれいな場所ではなく、要らないものが散らかった埃だらけの部屋の中で一日に一度、最低限のおつとめしかできませんでした。

こんなことでは神仏に対しても供養する対象の霊に対して失礼で申し訳ないと思いながらも、何とか頑張って時間と空間を作る努力をしました。

 

万霊総供養の二日目からです。身体が家の中でも思うように動くようになりました。

そして今までどうしてこんな簡単なことができなかったのだろう、と思いながら年内に大掃除を終えることができました。

最後の日は片付いた部屋で真言もたくさん唱えることができました。

 

当たり前のことができなくなっていた私にとっては、当たり前のことを当たり前にすることができるようになったことが本当にありがたく感じました。

 

それからなぜそうなのかはわからないのですが、私は一人で生きているのではなくて私がお会いしたこともない、たぶんこれからお会いすることもできない多くの何者かによって支えていただいて、いまここに生かされているのだという感じがして、なにかありがたく感じました。

 

久しぶりに生き生きとした気持ちで新年を迎えることができたのは、万霊総供養のご利益をいただいたのではないかと感謝しております。


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