昔、泉聖天尊(明治大正と活躍した霊覚者)が腹痛を起こして困っていた。
それを知って弟子たちが、内緒である神社にお参りしてお百度を踏んでご祈祷をした。
お百度参りというのは、手にこよりか竹串を100本持って、それを一度お参りするたびに神前か仏前に収めるというやり方をする。
その時弟子たちは火のついた108本の線香を持って、一度お参りするたびに、境内に砂を小判の形のように山盛りにした所に一本ずつ立てていった。
お百度参りがすんで、泉聖天尊のところに訪ねてみると元気そうにしている。
泉聖天尊から「ありがとう。みんなのお百度参りはを受け取ったよ。おかげで楽になった」と言って、一人の弟子の手をとって自分のお腹の所に当てさせた。
するとそのお腹は小判の形のように山盛りになっていた。ちょうど108本の線香を立てた小判型の盛り砂のようであった。
そして、手を離してもう一度触らせると引っ込んで元に戻っていたという。
同様に、私たちが唱える真言の功徳はお互いに共鳴し影響し合っている。
志を同じくする修行者は、すぐそばにいなくてもお互いに支え合いながら修行しているのだ。
【ここから頂いたメール】
昨年は納め万霊総供養をありがとうございました。
今回、思い切って供養をお願いして、本当に良かったです。
実家は祖父がクリスチャンで菩提寺も無く、仏壇も無ければ位牌も無いのですが(お墓はあります)、二年ほど前、自分なりに好きな大乗仏教で先祖供養したいと思い般若心経を覚えて、祭壇をつくりお唱えしていました。
ちょうどその頃は自分も体調を崩して諸々が不安定な時期で、神社仏閣に行き手を合わせる事も増えて、神棚を作りお祀りするのが習慣となり、仕事を含め生活が徐々に安定していった経緯がありました。
摩利支天様への報恩謝徳も、拝んだ時の感応が
以前より強くなったのでしっかり届いたんだなぁと感じます。ご縁が深まったんだと思います。こんなに心強い事はないです。
今回、一緒に修行させて頂いて、大森先生のブログで紹介されていた他の修行者様の感応や感想を読んでいて思うのは、あぁ、会った事もなくてもこうして仏道を選びより善き道を歩こうとする人がいるんだ、という感覚でした。
とても励みになりますし、微力ながらもしもお力になれたなら嬉しく思います。
この度は貴重なご仏縁、本当に本当に
ありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
合掌
お知らせ
1月17日からの施餓鬼供養の締め切りは、本日13日です。はじめての方は、必ず申込み要項をご参照の上、お申し込みください。
詳細は下記リンクにあります。
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施餓鬼供養の申し込みについて - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵