大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

天部の世界へ

前にも書きましたが、動物は亡くなると天部の世界へ生まれ変わると私の恩師は言っていました。厳密に言えば天部の眷属になって修行するのだと思います。

 

何故にそういう果報を得られるかといえば、動物は生きている時に無言の行で様々な苦しみに耐え、人々に時には癒しを与え、時には我が身を捧げているからです。

 

お稲荷さんは四足を嫌うと言って、稲荷信仰をする人は肉食をしないと言うそうです。これは他の天部にも言え、天部の行者で肉を食べないという行者は多いです。

 

それは天部の前世が動物だったからです。

その名残で多くの天部は動物に乗っていたり、頭上に戴いていたりしてます。

そういうことで私も肉は全く食べません。

天部を信仰される方は全くやめろとは言いませんが、ご縁日などお肉を食べない日を作ったら良いかもしれませんね。

 

 

 

しばしば飼っているペットの調子が悪くなると、心配して施餓鬼供養して欲しいと言ってくる方がいます。私はペットの代わりに施餓鬼供養をして功徳を積んであげることは良いことだと思います。

 

そして、家族同様のペットの調子が悪くなると心配をするのは当然だとは思います。

 

それと同時に、心配は相手に伝わってしまうので、それよりも様々な癒しや恩恵を与えてくれた善友として「ありがとう」と感謝の気持ちで普段信仰する仏様の真言を唱えて、極めて軽く撫でるか、手を当ててお加持してあげなさいとお伝えしております。

 
 【ここから頂いたメール】

 

大森義成先生

 

この度もお世話になります。

 

昨日ブログを拝読しました所、

1/18の記事が私が送らせて頂きました、愛犬に滅罪会の御下がりのお水を与え

ご加護を授かった事と同じご加護を頂かれた方の記事でした。

 

先生にブログでご紹介頂いたお陰で、同じ内容で心配されていた方が

同じご加護を授かり、私も嬉しくなりました。

滅罪会が「皆と一緒に修行している」のは本当だなと実感しました。

有難うございました。

 

わんこやにゃんこは、飼い主が受けている障礙を引き受けてくれている様に感じます。

(実際そういう事が何度かありました)

物言えぬ分我慢強く、こちらが気を付けておかないと

可哀想な目に遭わせてしまいます。

よく「お前は何をして畜生道に生まれたの?」と聞くのですが

何も答えてはくれません 笑

最近は座っている時、両手を揃えていて、合掌している様にも見えます。

(お経を何度も聞いているからでしょうか?笑)

次は人に生まれて来れると良いなと思いながら

仏様のご加護を授かれる様、私が精進せねばと思いました。

 

うちのわんこ、フードをあげると
毎回一粒咥えてはベランダに置き、
また一粒咥えてはベランダに置くんです。

最初は何の為にこんな事をするのかな?と思っていたのですが、
昼間、ベランダに寄って来る鳥達にフードを分けてあげていた様です。
犬も見返りを求めないお布施をするのだと、
自分が恥ずかしくなりました…

 

取り留めのない話ですみませんでした。

滅罪会、参加の皆さんと一緒に頑張っている事を励みに私も頑張ります。


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寺社仏閣の様々な動物たち