大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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1月滅罪会の感想その31

生きている限り親との関係には大なり小なり様々なことがあります。そして良くも悪くも影響力が一番強いのが親子関係です。

子供からしてみれば親というのは絶対的存在ではありますが、大人になってみれば分かる通り実際の親といえども迷える凡夫です。

 

だから、その関係にモヤモヤがあってもいいし、なくてもいいのです。無理にすっきりしなくても構わないのです。

 

なぜなら、それがその時点でのその人と親との繋がりだからです。

 

それぞれの関係のなかで、自分自身がどう生き抜いてきたか。乗り越えてきたか。耐えてきたか。

 

そのための力が自分にあるのだとまずは気づくことが大切です。

 

そして、どうしても耐え難い、自分の力が及ばない時に、初めて仏様の力を感じることができるのです。仏様ある意味、私たちにとって絶対的な親です。

 

仏様には駄目はありません。私たちは無邪気な赤子のような心になって手を合わせましょう。

 

【ここから頂いたメール】


大森先生

お世話になっております。
1月の滅罪会は、私もなかなか始める事ができず…
始める時も何かと忙しかったり、集中できなかったり、自分に向き合いたいのに、余計な事ばかり浮かんできたり…
気づいたらお水をそのままにしていたりと全くダメダメな滅罪会でした…

 

毎日、朝と寝る前に「ありがとうございました」「おやすみなさい」の挨拶は素直に言葉にできてます。

宝篋印塔にお父さん
じゅんてい観音さんにお母さんと違和感もないのですが、実母や実父に対してのモヤモヤはまだ消えません。


その気持ちも全てお預けして毎日の挨拶させていただいてます。

修行者の中でもきっと1番最後尾で皆さんを追いかけている感じなのかもしれません(笑)
滅罪会の感想を読みながら、諦めずに自分のペースで続けていきたいと思います。

またよろしくお願いします。

 

 

お知らせ

春季彼岸会は3月17日から19日までの三日間宝篋印陀羅尼法にてご供養いたします。

申し込み締め切りは3月3日です。

詳細は下記リンクをご参照ください。


令和3年春季彼岸会のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵


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待乳山聖天の宝篋印塔