日本は祖霊信仰が昔から盛んです。
例えばお稲荷さんにしても基本は祖霊信仰です。
民俗学者の五来重博士は高野山の奥之院の弘法大師祖霊説を唱えております。
さて私たちには過去無数のご先祖様がいらっしゃいます。
高い位についているご先祖様もたくさんいますし、そうでない方もいます。
今仏縁があってご供養を志している私たち。
過去様々なご先祖様から見てどのように映るでしょうね?
どんなねぎらいの言葉をかけてくれますか?
しばしばそういう視点を持ってみるのも良いかもしれません。
ここからいただいた感想
大森義成先生
こんにちわ。大阪市の○○です。
七日間やると決めて、昨日無事結願を迎えました。
この度も、彼岸会のご縁を頂きまして、有難うございました。
父の命日が13日、その後彼岸会と続き
父の命日の2週間前辺りから、命日のナンバープレートを散々見せられ
父の好物だったいちご大福を作ってお供えし、お勤めをすると「313」のナンバープレートは全く見なくなりました。
彼岸会には中日に「おはぎ作りに挑戦します」とご先祖様に宣言していた為か
前日より「おはぎ!おはぎ!」と入って来て、一日待って頂く様伝え
当日は休みだったので、朝から2種類のおはぎを作って家のご神仏にお供えし、お勤めと彼岸会をさせて頂きました。
その最中、頭の中に重箱に入ったおはぎを供養をお願いした父方母方のご先祖様が囲んで
「美味しい!美味しい」と食べてくれている姿と(実際はお皿に盛っていましたが)、
神棚の神様も食して下さっている映像が出て来ました。
私の願望がそう見せたのかもしれませんが、出来上がりが下手でも、
「美味しくなーれ」と言いながら心を込めて作ったので、喜んでくれているんだなと嬉しくなり
拝んでいる私も笑顔になり、背中がほわ~っと暖かくなりました。
また、彼岸会に合わせて活け替えた仏花の一番後ろにある木の葉から新芽が出て来て
それまで大きな音で家鳴りがしていたのがピタっと治まりました。
私は恨んでこそいませんが、亡くなった父や祖父母に対して、生きている母に対して
今私があるのは…と感謝の気持ちが持てずにいます。
父は自分で無信心だと公言していた事や、祖父母に対して良い思いがあまりなく、
それなのに供養を望んで1ヶ月の間に左半身ばかり3ヶ所のケガをし、
それが治まって来たら酷い胃痛と左肩の激痛で1年以上苦しみ、
それがきっかけで先祖供養を始めたので「こんな時だけ私なん⁉」という思いがあるからだと思います。
少しでも良い所で修行をしていて欲しいと思いますが、
清らかで平和で豊かで安らかであります様にとは思えずにいます。
家族に対する問題は、私の今生での宿題だと思いますが、お施餓鬼で、私が施主で私自身の所縁の霊をお願いした方が良いのでしょうか??
それと別件ですが、昨年ご相談させて頂きました一番上の孫ですが、その後年末に引っ越しと転校をし、
心機一転、今は気良く新しい学校に通い、吹奏楽部に入部して部活も頑張り
情緒不安定だったのも、今の所収まって落ち着いているそうです。
それもこれも、大森先生にご縁を頂け、お施餓鬼や供養会、私の滅罪と修行させて頂いたお陰と感謝しており、
私の重ねて来た業が孫に行っていたんだと情けなくなりました。
大分マイナスからのスタートでしたので、少しでもゼロに近付ける様、少しでもプラスにできる様にし、
少しでも良い徳を積める様精進致します。
本当に有難うございました。
また順にお施餓鬼をお願いしたいと思っておりますので、
その際にはどうぞ宜しくお願い致します。
朝晩と寒暖差が激しいので、くれぐれもご自愛下さいませ。
有難うございました。