この方には何宗のご本尊様でも全て大日如来様の化身ですとお伝え致しました。
真言密教ではそう考えます。
また光明真言は阿弥陀如来に通じる真言であるという信仰もあります。
ここから頂いたメール
大森先生
こんにちは。○○○○○です。
いつもお世話になりありがとうございます。
何の功徳かわかりませんが不思議な体験をしました。
先生のブログで光明真言の功徳について知ってから、私は毎日仏壇に手を合わせるときに光明真言を唱えています。
初めて唱えた時から、自分の身体の周囲を白い光の粒が囲んで、上へと立ち上って行くように感じていました。
4月に入ってから突然、真言念誦を始めると、仏壇の御本尊様の胸から白い暖かい光が私の胸に差し込んでくるのが見えました。
今まで仏壇の阿弥陀様に対してそのように空想したことはなかったので、なんでこんなことが?と、ちょっとびっくりしました。
私は祖父から「うちは浄土宗だ」と言われてきたので、母が亡くなった時は浄土宗のお葬儀をして仏壇には浄土宗の御本尊の阿弥陀様を安置しました。
その後、母のお墓を探す段になって利便性とコストパフォーマンスを検討した結果、葬儀社が経営する納骨堂に決めました。
そこは真言宗のお寺の敷地にあり、納骨式も法事も今後は真言宗でやっていただくことになりました。
私はこちらの都合で宗旨替えをしてしまい、御先祖様に申し訳ないと思っていました。
うちは祖父の代で一家離散して、先祖の地に戻れない状況であります。
当時、私は生まれてこのかた御先祖様のお墓には一度もお参りしたことがありませんでした。
(母を納骨した後、お彼岸なのにお寺に誰もいなくて墓参が出来ず、慌てて御先祖様のお墓を探しに行った話は、また後ほどお話させてくださいませ。)
宗旨替えの件で私は御先祖様に罪悪感を持っていましたが、大叔母に聞いたところ、○○家の先祖は代々真言宗だったということを知らされました。
祖父が横浜に転居した後で祖母が亡くなった時に、近くに浄土宗のお寺しかなかったのか、宗旨替えをしてしまったのです。
御先祖様は真言宗での供養を望まれていたようで、なんと一代飛んでに戻ったのでした。
しかしながら、うちの御本尊の阿弥陀様にどのような気持ちで向き合えば良いのか複雑な思いがありました。
そういう日々の後に先に書いたような体験をしました。
私は仏教のことはほぼ何もわからないのですが、何か仏様が私に優しくしてくださって、私の何を許してくださったのかわからないけれど、許して受け入れてくださっていると感じました。
何が起こったのかわかりませんが、ありがたいと感じました。
愛染明王敬愛修行会に申し込んだ日あたりに体験したことでした。
ぼちぼち修行を初めていますが、気を引き締めて修行させていただきます。
どうかよろしくお願い申し上げます。