大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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施餓鬼供養の功徳その124

 
善龍庵 大森先生

 

いつもお世話になります。

また、遅くなりましたが施餓鬼供養結願をありがとうございました。

 

今回は、ふとしたときに心に浮かぶ方達と自分の母の命日が4月にあったので施餓鬼供養をさせて頂きました。

 

また、羽田先生のお地蔵様のお守りをいつも身につけていること、同じく毘沙門天様のお札をお祀りしたところとても雰囲気のよい職場に就職することができましたのでそのお礼に報恩謝徳もお願いしました。

 

施餓鬼供養の前日に仏壇に手を合わせていると今回お願いした方の一人、祖父の妹のお顔が浮かびピンクや黄色の花に囲まれて柔和な笑顔をしているイメージがでてきて目頭が熱くなりました。

 

しかし施餓鬼供養の初日には何かいつもと違う重い感じがあって、左の腰あたりに大人から徐々に赤子になっていく人がいるように感じました。

 

供養をお願いした方の中に私は会ったことがありませんでしたが、自死をした叔父の孫がいるので私の中のその方のイメージ?妄想?なのかなと思いました。

 

 

そのような中、自分の心の中にもそしてご先祖さまやご供養をさせて頂いている方々の心の中にも仏性があることを意識してお詣りを続けていましたなら、供養の中頃を過ぎたあたりからその赤子が少しずつまた育って仏壇の中へ入っていくようなイメージがありなぜだかホッとしました。

 

言葉で表現するのが難しくこれらは妄想?私の勝手なイメージ?だと思うのですが、私の中の無意識の何かあるいは物事の捉え方が変わったのかな?と思いました。

 

また、ご供養中、先般にもご報告をさせて頂いた離婚した夫と子どもと3人で外出をする機会があり、彼の車に乗ったときに羽田先生から頂いたおきつねさんのお守りがかばんから外れました。

 

不思議なことに金具が取れたのか糸が切れたのかよく分からず座席部分にポトンとおきつねさんだけがありました。 

 

かばんにつけていたのですが、とてもかわいらしいのと邪気を払ってくれるような清々しい鈴の音が好きで朝晩にいつも守ってくれてありがとうございますとお話しているおきつねさんだったので、外れてしまったことは残念だったのですが、幸いにもなくしたわけではなかったので、元夫とのことも一区切りついたよと言うことかなと思い、自分で繕いまたかばんにつけさせて頂くこととしました。

 

そして供養結願の日にはトラブルのあった隣人との関係にも一区切りつけるような出来事がありました。

 

これらのことを経て先生から教えて頂いた冥護を頂いていると改めて思い至りました。

 

自分ではほどくことの出来なかった絡まった糸がほどけてあるべき状態になったような不思議な感覚です。

 

 

そして今まで私はご神仏をずっと自分の外にある存在として捉えていたことにも気づきました。

 

大森先生の施餓鬼供養を通してやっと自分の中の仏性に気づくことの大切さを知ることができました。

 

これらの気づきもすべてご先祖様、仏様、大森先生、一緒に修してくださる皆様のお陰だと思います。本当にありがとうございます。

 

これからもまた施餓鬼供養を続けていきたいと思います。

 


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