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6月陀羅尼報恩会の感想その9

この方は修行していると強い怒りに悩まされたと書いてありますが、こういうことは実はよくあります。

 

これは修行の内容と自分自身の今までを比較してしまうということから来ます。いわゆるギャップに戸惑ってしまっているのです。

 

あるいは自分の心の清らかな部分を認めようとしないために起こる時もあります。

 

理由は様々ですが風邪の発熱のようなものなので修行を続けていると自然と治ります。

 

ある意味修行が進んでいるサインです。

 

怖がらないで修行を続けていけば、こういうこと何度か繰り返すうちにだんだんと深まっていきます。

 

苦しい時の対処法については

 

下記記事を参照ください。

 

https://oomorigijyou.hatenablog.com/entry/2021/05/25/061539

 

 

 

ここから頂いたメール

 

 
ご無沙汰しております、京都府の○○○○と申します。御礼が遅れてしまい、申し訳ございません。


今回は陀羅尼報恩会に参加させていただき、
誠にありがとうございました。
途中苦しくなることもありましたが、無事に拝み切れました。


どのように苦しかったかと申しますと、拝んでいる期間かなり強い怒りに悩まされました。
怒りというよりはむしろ憎しみに近く、自分や神仏すら憎くなり困り、宝篋印陀羅尼を唱えると落ち着くのでひたすら唱えておりました。
5月の後半から始まり落ち着いてはぶり返すを繰り返し、明日まで収まらなければ先生に相談しようと思っていると、その翌日の6月1日にいきなりスッと憎しみが消えました。


その後は自分の中心が清められたような清々しい感覚があり、何事にもイライラしたり、怒りにくくなりました。


滅罪会でもここまで苦しいことは起こらなっかったので驚いたことと、懴悔から敬愛は本来一連のものと報恩会の要項に書いてあったので、滅罪会からの流れで仏様が鍛えて下さったのかと感じました。


その後は特に何もなく、つつがなく3日間の報恩会を行えました。


今回も有難い仏縁を結んで下さり、ありがとうございました。
重ねてお礼申し上げます。またお施餓鬼もお願い致します。
暑い日が続きますが、ご自愛下さいませ。
合掌

 


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