大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

施餓鬼供養の功徳その132

 この方はお遍路されるにあたり弘法大師様の報恩謝徳のお施餓鬼を申し込まれました。

結願の日に吉祥の果物である桃を頂いたということです。しばしばこういう証が起こります。

もちろんそれがはっきりとわからないこともあります。

どちらであってもそれにとらわれることなく、無心に信じて功徳を積むことが大切です。  

 

そして目の前の人は自分自身の無意識を投影しています。いわゆる鏡です。

そこに気づくと変化が起こります。

 

ちなみに自分は神仏に罰されているのではないかとの恐れがある人は、実は自分が神仏を罰しています。

そのからくりに気づき懺悔供養すると神仏に近づくことができます。

神仏が遠いのではなく自分が遠ざかっているのです。

 

弘法大師は『般若心経秘鍵』のなかで

「それ仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し。真如外に非ず。身を棄てていずくにか求めん」

と説いています。

 

ここから頂いたメール


大森先生にはいつも有難う御座います

 

お大師さまの報恩謝徳のお施餓鬼供養も有難う御座います
本日結願のよき日に先日、21年前にお遍路中に
桃🍑をお接待戴いた思い出をフェイスブックに投稿しましたら、知り合いの市内の御住職さまが尋ねてこられて桃を頂戴しました
先ほど我が家のお大師さまと先祖にお供え致しました有難いことです。

 

更に「・・菩提心に目覚め、平和で豊かで安らかでありますように。」の供養法のお言葉ですが、恥ずかしながら、何処でもきつい物言い、気分屋なかたがいて、その方ばかりを責めるのはよくないのですが、腹が立つのをおさえて、施餓鬼供養の祈りに、先ほどの供養法のお言葉を口にする際に、生きとし生けるものにプラスして、その方を意識しておとなえしましたら、その方と後程対面しても、双方穏やかに会話が出来ますことは
不思議で有難いことです。

 

重ねて大森先生有難う御座います。

 


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この方が四国遍路中に撮影した石塔