昔ある本に「仏像に向かって読経するのは釈迦に説法である」と書いていたが、噴飯ものである。
読経は、三昧に入りその場に如来説法の会座を現出するものである。
目の前にある仏像は自分の中の仏を外に表したものなのだ。
この方は
＞読経は、自分が読んでいると思っていましたが、仏様が私を呼んでくださっている呼び声なのだと気がつかせて頂いたお施餓鬼供養でした。
この気づきは素晴らしいと思う。これがふかまると、さらに自分の中で仏と仏が呼応し合うことに気づくであろう。
ここから頂いたメール
大森義成先生
おはようございます。
いつもお世話になっております。
8月15日から14座のお施餓鬼では先祖代々の諸霊と三界万霊の御供養を厳修していただき、誠にありがとうございました。
期間中、お経をあげていた時のことです。
いつも何気なく読んでいた『開経偈』が、大変胸に染みました。
（仏様の御法に遇うことは難しいのに、自分は今こうして仏様に接する機会を頂いているのだなぁ。）と。
また『五大願』についても、
（あれ？｢煩悩無尽誓願断｣が無い）と今更ながら気がつき、この五つの誓願が菩提心の内容を具に説き示してくださっているように感じて、大変尊く思えたのです。
（どうしようもない自分を仏様はずっと見守ってくださっていたのだ……その上さらに、早く気がつきなさい、こちらの道を歩みなさいとお働きくださっている……骨折るべきは私なのに……）
と申し訳なく、かたじけなく、そして大変有難く感じた出来事でした。
読経は、自分が読んでいると思っていましたが、仏様が私を呼んでくださっている呼び声なのだと気がつかせて頂いたお施餓鬼供養でした。
ご本尊様、大森先生、ご同行の皆様、いつもありがとうございます。
くれぐれもご自愛ください。
まずはお礼にて失礼いたします。
お知らせ
9月12日日曜日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは本日9月8日です。
秋季彼岸会の申し込み締め切りは9月11日土曜日です。
