色々と質問を頂くのですが、その中から他の方の参考になるようなもの抽出してお伝えしたいと思います。
問1
修行や供養をしている間に家族と喧嘩すると仏様からバチが当たりますか?
答
バチが当たるという意識は実は自分の中にあってそれを神仏に投影しているのです。
潜在的にそういう意識を持っていると何か悪いことがたまたま起きても全て仏様のせいじゃないかと思ってしまうのです。
ゆえにバチを当てるのは自分自身なのです。
そういう時は懺悔して仏様に自分のすべてを見てもらうのが良いですね。
ただし修行者の中で、行いや考え方にかなり問題がある場合は修正される時はありますので、その時も懺悔して自分を省みることです。
問2
あるお寺にお参りしてご利益をいただいたのですが、これからも引き続きを拝まなければいけないでしょうか?
答
神仏は御利益製造機ではありません。その方が信仰の道を歩む手助けとしてご利益を授けてくれるわけです。ですからご利益が授かったと思って手のひら返すことをすると、そのご利益もいずれは雲霧消散することがあります。
私も長いこと様々な方の御祈願をしてきましたが、やはり長く御利益を頂けるという方は報恩謝徳や功徳を心がける方が多いですね。
自分のことばかり祈る人は続きません。
だから今は感謝行や功徳を積み罪障消滅をする修行を勧めているのです。
自分が神仏の御心に適った生き方をするということが大切なのです。