問
すでに修行をはじめさせていただいているのですが、日常の作法中でない時、歩いていたり電車に乗っていたりする時にふと過去の罪悪感を感じることを思い出すことがあります。
思い出したあとに時間がたってから懺法をはじめると、なぜか忘れてしまっていることがあります。思い出したものをメモをとるなりして懺法を行うほうがよいでしょうか?それとも作法中に心の中に出てくるものを優先したほうがよいでしょうか?
お教えいただければありがたく存じます。
答
日常生活の中で罪悪感を感じることがあったらすぐに准胝観音や宝篋印法塔を念じて、その罪悪感を預けるつもりで懺悔すると良いです。
言葉にするというよりはすぐに預けるイメージが良いでしょう。
もちろん言葉にして
○○を懺悔します
と言っても構いません。
その二つを適宜併用することも可能です。
後は心の中でそれぞれの真言を適宜気持ちが落ち着くまで唱えると良いですね。
あるいはどちらかの真言だけでも大丈夫です。
罪悪感がひっきりなしに出てきて困る人は、仏様に預けたら後は外界とコンタクトを取るようにしたら良いです。
それは周りの風景にあるものを一つ一つ確認したり、足踏みなどを少しやってみて足の裏の感覚を感じる。
周りの音や匂いなどを一つ一つ確認してみる。
現実や体感覚を実感するということです。
お知らせ
11月滅罪会の申し込み締め切りは明日11月19日の19時までです。締切厳守。
それ以降はいかなる事情があっても、一切受け付けませんのでご了承ください。
お布施のお振込みは来週までで大丈夫です。