密教の供養というのは遥か時を越え目に見えない世界とつながります。
ここから頂いたメール(本人のご許可をいただき掲載しています)
大森義成先生
いつもお世話になっております。
この度の施餓鬼供養では60数年前に別れた、愛犬マリのご供養を頂き誠にありがとうございました。
また自分自身も、その末席に参加させて頂いて、供養させて頂けたことを、心より感謝いたします。
私は、20世紀最終期から、幾頭もの犬たちと不思議にも思えるような出会いを重ねてきましたが、その原点は、遙か半世紀以上も昔のマリとの出会いでした。
自分が物心ついたときにはもうマリは家にいました。死別するまで子守をしてくれたマリのことは、ずっと忘れることができずに齢を重ねてきました。
人生の最後の方で、やっとマリの供養ができたことを嬉しく思っています。
普段日課を決め拝んでいても重くてなかなかすらすら行かないのですが、今回は、マリのことを供養できると思うと、楽しく他の行もこなせました。
拝んでいると、久しぶりに、マリに出会えたような満たされた幸せな気分になりました。
大森先生本当にありがとうございました。
滅罪会も、今日のお言葉のように、発露して仏様にお預けし、利他に励めるように頑張る決意です。
大森先生とご同行の皆様の吉祥成就を祈念申し上げます。
再拝