京都に住む精神修養の恩師にご挨拶に伺いました。
私が密教による精神修養を提唱しているのはこちらの先生の影響です。
かいつまんで言うと何か人生上の悩みや病気などは、その人の生き方や考え方を変えろとの自然からのメッセージであるという教えです。
今では同様のことをおっしゃられる方は多いと思いますが昔はあまりありませんでした。
先生のお父様がなされていたのですが、早く亡くなられたので、後を継いだ先生は若い時からこれ一筋で、60年以上教えられています。
この考え方は泉聖天さんも同じであるとおもいます。神仏や先祖の祟りはない。誤ってることを気づかせるために色々な現象を起こすのであるというのです。
さて、今回先生から初めて聞いた話をご紹介します。
あるメディア関係の方からのご相談でした。
それは自分の3歳になる子供が目を離すと家の柱に頭をガンガンガンガン打ち付けて止めないというのです。
仕方がないのでお母さんがずっと抱きしめているのですが、それを止めるとなぜかまた柱にガンガンガンガン打ち付ける。
血だらけになってもやめない。
それも壁にはぶつけず柱だけにぶつけるのです。
ほとほと困ってしまって、ある人の紹介で先生の所にやってきました。
その話を聞いた先生は開口一番「あなたはお父さんの所に連絡してますか?」と尋ねたそうです。
その方はメディア関係だったので大変忙しく、お父さんの顔を見に行くどころか全く連絡もしていなかったとのことでした。
それなら今すぐここから電話してみろと先生に促されて、その方はお父さんに連絡しました。
お父さんと久しぶりに電話して、何かあったのかと?聞かれても 、 声が聞きたかっただけだという程度の話をしたそうです。
電話を切ってほどなく、今度はその方の奥さんから電話がかかってきました。
子供がとたんにすやすやと寝だしたというのです。
奥さんはご主人が何をやったのかは知りません。
結局この方の息子さんはその日を限りに、頭をガンガンと柱に打ち付けるのが止まったそうです。
先生曰く、頬骨から上に起こる現象は全て父を始め親先祖に関わることであると。
そことコミュニケーションを取らないと天からくる力を受け取ることができない。丁度電気のコンセントにプラグを差し込んでいないのと同じであるとの説明でした。
亡くなっている場合は先祖供養が必要であると。
先生が提唱される先祖供養やり方はなかなか厳しいのでここではご紹介しませんが、かなり思い切ってやる方法です。真剣勝負といったところです。(先生自体は僧侶ではないのでご供養はしません)
本当はそのぐらいの行動をとって取り組むものなのでしょう。
お知らせ
納め万霊総供養の申し込みは12月17日金曜日19時までです。