ご供養で大切なことは拝む私たちの心が安らかになることです。
私たちの心が安らかであれば、拝まれるほうも安らかです。
供養の作法や風習その他しきたりなどもありますが、それらは地域や時代で変わっていきます。
一番肝の部分は心です。
ここから頂いたメール(ご本人の許可をいただいて掲載しています)
善龍庵
大森義成先生
拝啓、師走の候、先生にはご清祥のことと存じます。
さて、このたびは、11月28日開白のお施餓鬼会を厳修していただき誠にありがとうございました。
私も、ご本尊様及び大森先生ならびに御同行の皆様のおかげさまをもちまして無事結願いたしましたので、報告いたします。
先生よりは「コツは淡々と行うこと」という大事な心得のご指導をいただきましたので、今回は、いろいろな観想や感激が出て来るのは抑えてしっかりと各御真言の念誦に集
中するように心がけました。
結願の後、靖国神社にお参りをして、伯父にお礼と報告をいたしました。(義成 注、この方は戦争でなくなられた叔父様を施餓鬼供養でご供養されました)
日曜で崇敬者の行列も混んでいたので、すみの方で、短く忍び手で合掌してきましたが、先生の御加持によって、すでにご存じで、冥々の内に心は通じているのだと感じるものがありました。
ひきつづきよろしくご指導をお願いいたします。
時節がら急に冷え込みますが、先生にもなにとぞご自愛の程お願い申し上げます。
敬具