大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

11月滅罪会の感想その23

 
大森先生
 
いつもお世話になっております。
遅くなりましたが、滅罪会の感想です。
 
初めての滅罪会は誓願内容に怯みつつも早めに申し込み、早めに始めたのですが
それまでの供養や修行と異なり何となくやる気が起きなかったり、最初は
つっかえつっかえだったりで、案の定難航しました。
(何とか毎日続けられましたが・・・)
具体的には懺悔の部分で懺悔したいことが出て来ず、辛くて惨めな過去の
出来事などが思い出され、懺悔するはずが被害者意識に囚われました。
 
しかし先生がブログで修行者向けに色々情報をくださり、開白前日には
「心の手綱は自分にあり」でまさしく該当するところをご助言いただいて
同じような思いをしている同行者の方がいらっしゃるんだ・・・そして
そんな風に乗り越えていけばいいんだ!と、大変励みになりました。
 
そんな訳で、開白後の3日間は引きずっていた過去の悔恨も洗いざらい
仏様に預けるイメージでどんどん手放し、自身の悪行についても目を向け
それらに心を揺さぶられることなくひたすら懺悔することができました。
(特に竜樹菩薩作偈讃のところで肩の力が軽くなるように感じます)
とはいえ、たった3日で手放せるほどの量ではないので・・・今後も随時
続けていきます。
 
時々行う写経の際にも似たような(嫌な思い出が浮かんでくる)ことが
ありますが、これにも動揺しないようになりました。
ご同行の皆様の感想を読んで、共感したり新たな発見をしたり・・・
この機会を得ることができ、仏縁そして大森先生には大変感謝しております。
 
今年は施餓鬼供養から彼岸会、陀羅尼吉祥会、そして滅罪会・・・と
段階を踏んで着々と供養や修行をさせていただく機会を得たことで
コロナ禍の不安定な世の中においても心穏やかに過ごすことができました。
 
今まで近づき難かったご近所の聖天さんやお稲荷さんにお参りする機会も
でき、安心感と共に緊張感もありますが(いつも見守られている→悪行も
見られているということで)今後もより精進を重ねていきたいと思います。
 
納め万霊供養も、先日やっと次第の書写を行い、開始しました。
年末の忙しさにかまけてついついサボってしまう日もあるのですが、
常日頃から通勤の電車やバスではひたすらご真言(主に、伝授されている
お不動さん)を唱えて平静を保つようにしていたので、先日の「心のお守り」の
記事でも、また新たな気付きをいただきました。
 
大森先生、ご同行の皆様、そして縁あるご神仏にシリソワカ
 
また来年もよろしくお願いいたします。
 

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浅草寺の宝篋印塔
 

お知らせ

1月2日からの施餓鬼供養の施主各位には供養法昨日送りました。必ず内容を確認してください。もしも誤りがある場合は、お手数ですが早急に私の方にご連絡お願いします。