大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

納め万霊総供養の感想その1

善龍庵
大森義成先生

謹賀新年申し上げます。
さて、このたびは、納め万靈総供養を厳修いただき誠にありがとうございました。また、私もお蔭様をもちまして、貴重なお次第通りに無事に勤行ができました。


ご本尊様および大森先生ならびに御同行の皆様に篤く御礼を申し上げます。

旧年中は、夏の報恩会からご縁をいただきまして、御神仏や先祖、家族を法会で御供養もうしあげてまいりましたが、先祖の歴史をあらためて調べる機会になりました。

 

思いつくままに、身近な家族のみたまから始まり、親族所縁の僧侶や、英霊など、そして、今回の父母両系の産土神様までだんだんと格というか、上がっていったような気がします。

 

 

先生にお願いした御供養記録を御神仏名の下にならべると、これは自分なりの曼荼羅、あるいは心の世界のように見えてきました。

 

開白時の先生のブログで、「皆曼荼羅の中にあり」という御法話がありましたが、私なりに納得がいきました。



今回、お不動様の御真言も先生からお示しいただきましたので、開白の前夜に、御真言を唱えて就寝しました。

 

すると、夢に、私は、貴人の行幸の先導を務めていましたが、見物人を避けようとして坂道で転倒し、右肩を大けがして番屋(?)で横になっていると、誰かに、右肩の上に、むかしの木炭の手あぶりのような火が出ている箱を載せていただきました。

 

現実は冷え込みの厳しい夜でしたが、夢ではひじょうにほかほかとして、痛みがなくなりました。

 

覚めてみると、ここ半年後方の背中にあがらなくて苦しんでいた左肩(夢とは対称)が動くようになりました。医学的にはよくなる兆しが夢にでたのでしょうが、御神仏の冥々のご加護とも受け止められます。

 

 

また、お不動様の御真言とともに、つらい記憶、こだわりや苦しみを、お不動様の光背の炎にくべてしまう、「苦しみの焼却炉」のようなイメージができました。

 

 

うまく言葉になりませんが、お不動様の厳めしいお顔は、人の苦しみや怒りをすべて共感して悲しみ涙を流しともに耐えて受け入れてくださる慈悲の御顔であるゆえに、慈救呪というのだと理解でき、日常でも不快事があれば思い出して御真言をおとなえするというありがたいご縁ができました。(心理学でも、怒りは6秒まてばおさまるといいますが、慈救呪も6秒ですね。)


先生の大晦日のブログで、満願の御礼をお不動様に差し上げたと聞き、これが今回の修行のテーマだったのだと感じました。

 

お不動様は、在家勤行でもお経本通り震災以後お唱えし、厄除けなどで年に数回参拝していますが、常に心の中でその火にあたっていてよいのだと気づきが得られました。

 

今回報恩謝徳をお願いした父方の郷里の氏神様は、翡翠の神様であることが偶然わかりましたが、吉祥会が始まるこの夏ごろから、なぜか越後の翡翠が気になり、3つも買う機会がありました。

 

今回いただいたお次第で、冥々の御神仏、ご先祖のお導きや御加護があるものの、良師にあい、実際勤行しなければ気が付かないということがわかりました

 

道は遠いと思いますが、先生のご指導通り、不思議にことさらに驚かず、淡々と確認しながら、進めていきたいと存じます。

 

 

本当にありがとうございます。本年もよろしく
ご指導をお願いいたします。

長文となり申し訳ない次第です。
先生ならびに御同行の吉祥成就をお祈りいたします。         合 掌

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お知らせ

星に祈る会の申し込み締め切りは1月21日19時です。詳細は下記リンクをご参照ください。

 


2月 星に祈る会のご案内 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵