おみくじをいただく人はものすごく多い。
私自身は吉や凶ということは重要視しない。
いまの自分の心構えとして大事なことは何か?指針を教えてくださいと念じていただいている。そこに書かれている和歌や偈頌の内容からその指針をよみ取るようにしている。
私もおみくじを頂戴したが、自分なりの解釈としては、さまざまな悩みや迷いの雲ががかかっても自分自身の心中の月の光を頼りにせよということだった。月の光というのは浄菩提心の光を言う。
雲や霧を払うことに一生懸命なるよりも自分の心の光に意識を持っていけば、自然にそういうものは消えていくのである。
これが密教のあり方だと思う。
御眷属をお祀りする白狐社
ここでは文殊菩薩、普賢菩薩、弥勒菩薩の真言を唱えて吉祥成就を祈りしました。
参拝者の中には素足の人もいたが寒くないのだろうか?
裸足に下駄という人もいた。なかなかの猛者である。
奥宮の後ろ側
お社の後ろには後戸の神といって実際に働く神霊が控えている。
奥宮のお茶屋さんでろうそくを買う。
とても寒いのでおでんや熱燗を求める人が多かった。
根上りの松
樹皮に賽銭を挟んでいる人がいるがそういうことはやらない方が良い。ご神木に傷がつく。
続く