修行中の感情についてメールをいただきました。
ここからいただいたメール(ご本人の許可をいただいて掲載しています)
善龍庵 大森先生
いつもお世話になっております。
追善供養法ありがとうございます。
滅罪会、私の場合はこの前で4回目でしたが今日のブログ「納め万霊総供養の感想 その7」の方に状況が近いなと思いました。
回数を重ねる度に辛くなり、3回目あたりから心の奥底にしまってあった忘れたい過去の記憶が浮かびあがって来るようになりました。
「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」という恥ずかしさ、後悔の念が修行期間中そして修行後の現在もたまに出てきます。
辛くなった時は先生のご指導のとおり、仏様に預ける気持ちで滅罪会の修行を行い、仏さまと自分に向き合うようにしてます。そうすることで気持ちが楽になり、仏さま、神さまの存在を感じることができ、ありがたいなという気持ちになります。
この修行は奥が深く、継続していくことが大切なんだという思いで今はおります。
長文になってしまいましたが、引き続きよろしくお願い致します。
以上
次のようにご返信しましたので、ご紹介します。
>「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」という恥ずかしさ、後悔の念が修行期間中そして修行後の現在もたまに出てきます。
修行しているとよくあることです。ある意味自然な現象です。それは心の底に押し込めてあった記憶とそれに伴う感情をもう手放してよいというサインです。
後悔の念が出ることで、どういう感情、身体感覚になるか。
だいたい胸やお腹のあたりで感じることが多いですね。そしてそれを自分が感じることを許可することです。
つまり、体で感情を感じることを認めるのです。
何とかしようと抵抗しないのです。
それと同時にそちらにのめり込まないことです。
もちろんつらいときは仏さまに預けてください。あるいは外にあるものを確認して実感してください。周囲にあるものを一つ一つ確認すると良いです。
※感情を感じたときに呼吸をとめずに、ゆっくりと吐いたりすったりして、その体感覚を感じるのも有効です。
そして自分のいまの感情や過去の記憶を「シリ ソワカ」と祝福してください。
ノートなどに書き出して仏様に預けてしまう方法もあります。

善龍庵蔵 仏眼マンダラ 部分