大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年 星に祈る会の感想 その14

大森義成 先生
前略、このたびは、「星に祈る会」を厳修していただきありがとうございました。おかげさまをもちまして、正月八日にお次第をいただいてから一か月と発願した勤行は本日
無事満願となりました。期間を長くとりましたので、お蔭もたくさんいただきました。
ご本尊様および大森先生並びにご同行の皆様に篤く御礼を申し上げます。

 また、先生には開白前に京都方面を御巡拝の上、施主、御同行のためにも献灯など賜り、本当にありがとうございました。

 

それを見て、私も、通勤経路を少し遠回りすると東伏見稲荷様があることに気が付き、本来は伏見にお参りしたいところですが、御分霊様にお礼の参拝に行きました。

 

本殿裏のお山では、ブログで拝見した権太夫大神様などのお塚にも遇えてうれしく思い、お塚に献灯はできないようでしたので社務所で神域植樹の協賛をして、先生と御同行の吉祥成就の思いを込めました。善を積んだつもりでおみくじを引くと、

「遠い旅を慎め、他国では難儀するだろう。物事けがれより禍となる。心をあらためれば凶後平」

という趣旨で驚きましたが、先生の御法話におみくじは吉
凶よりも言葉を読めとあったのを思い出して読むと、コロナ禍の最中に京都までは参る
までもないという優しいお心づかいと看れば味わい深く、また、どこであれこの心の汚れを去る修行をせよという厳しい教えとも受け止められました。

さて、「星に祈る会」の報告ですが、悪星退散の御利益を沢山いただきました。

 

一つは、正月三が日があけて、酒からぴしゃりと遠ざかるようになりました。無理な断ち物と
いうより、自分から自然に遠のく感じです。禁酒の効能でしょうか、体調も良く、体重
も減り、15年来のできものも急に小さくなりました。


第二に、人付き合いの上でも無益な関係が自然に終わったような気がします。

 

第三に、長年続いた悪夢のストーリーがかわり、だいぶましな状態になりました。


また、善星皆来のおかげもいただきました。
残業して夜の帰り、東京郊外の冬空にスバルからオリオンそしてシリウスまでよく見え
ました。普段なら気にもとめなかったと思いますが、お授けのあった短い御真言が、自
然に口からでましたが、厳かな大自然に心身が浄められる感じがしました。

 

先生の御法話「至誠に真言合掌で祈れば宇宙法界に通ず」という趣旨を学べました。

 

数日後に念のために羽田先生他の御著書を参照して、また星座アプリをスマホにダウンロードして、
実星と結びつけて気が付いたのですが、見えた星座は私の「建門」にあたるのでした。
星座の清らかさを憶念し讃嘆すれば心地もよく、文字通り善星皆来の御縁をいただいた
と思います。


また、星座アプリを自室でみていると、偶然にも、お地蔵様の御絵をかけて拝んでいる
居間の壁が、まさしく北極星の方向・仰角で、その下に送信いただいた星のご本尊を置
いて拝んでいたのだということがわかりました。このお地蔵様の木版画の御絵をいただ
いた経緯というのも、親類縁者のルーツ探しという不思議な御縁で、自宅で家内安全と
漠然と考え御軸にしてかけて、ご宝前にて日課を行ってきましたが、冥々のお助けをし
てくださるのだという実感が深まりました。


最後に、大森先生のブログでの推薦図書を御縁に、佐伯泉澄師の御著書「空海百話」に
読み進み、「一念の浄心は、宛も帝網の如し、両部界会、何ぞ影向したまはざらん。…」(p223)の一節にであい、大いに感動・納得しました。

 

これまで先生御導師の法会に参加してお蔭や気づきを、私が御同行とご一緒にいただいているのは、まさにこの道理の顕現と心得が行きました。仏法というのは精進に従い自然と明らかになることがわかりました。

ことしは基礎にたちかえって、一刹那でも深い信心が生じて仏縁が深まるよう、日課行の中で大師ご宝号を最低でも日に三百遍、今年中になるべく早く十万遍に到達するよ
うにと発願しました。これが先生提唱の「自分の運命の手綱を握る」というテーマに沿えばと思いますが、引き続きご指導をお願いいたします。長文のメールをお読みくださ
りありがとうございました。寒気勝るこの頃ですが、吉祥成就をお祈りいたします。 


合掌

 


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