不動明王は忿怒のすがたでしょう。
怒りは大切な感情です。
むりやり心から追い出すのではなく、お供物として預けてよいのです。
なかには自分でもっていてもよい時もあります。
お不動様の怒りは大慈悲の怒りです。
それにならい、私たちも慈悲の気持ちで、イライラ、モヤモヤもいていいよと認めてあげることです。
ここからいただいたメール
大森義成先生
いつも大変お世話になっております。
横浜市の〇〇〇〇です。
不動明王修行会のお礼とご報告をせずにいられずメールを差し上げております。
普段は日替わりで、
真言宗の仏前勤行次第と大森先生から授けていただいた今までの御次第を
夜帰宅してからお唱えしております。
不動明王さまの縁日ぐらいは朝にもお唱えしてみようと思い
28日朝は早めに身支度をして不動明王様のお勤めをして出勤しました。
とここまでは清々しく出勤できたと思ったのですが
昨日は1日中、帰宅するまでなぜかくだらないことで
(隣に座った人がたばこ臭いとか、そんな類)
イライラさせられることの連続でした。
どうにもモヤモヤが消えず
夜にも不動明王様の修行をしました。
それでもさっぱりイライラがやみません。
その時にふと大森先生の2月27日のブログ、
「お不動さんにあずける」を思い出したのです。
これはあずけてさせていただこう。
そう思い寝るまでずっと
「のうまくさんまんだ~」を何度も何度もお唱えしました。
あわせてイライラの相手に「しりそわか」もお唱えしました。
最初のうちはお唱えしている間も思い出してムカムカしていたのですが
布団に入るころには単に無心で
まるで九九を暗記でもするようにブツブツ、口から発してる、そんな感じになっていました。
ご真言1つ唱えるごとに、頭の中にぱんぱんに詰まった数々の嫌な記憶を1つずつ追い出す、
そんな感覚でした。
今朝もまだイライラの残骸は残っていました。(残念)
お勤め以外にもご真言をお唱えしよう、
頭の中を仏様でいっぱいにしよう、
そういう1日の始まりの機会をくださった
お不動様と大森先生に感謝申し上げます。
次は彼岸会ですね。
しっかりお勤めしたいと思います。
ありがとうございました。
しりそわか
お知らせ
3月13日からの施餓鬼供養の申込締め切りは9日水曜日です。