一対,和ローソクをご献灯 如意輪真言を念誦 報恩謝徳ならびに施主、修行者、代理修行者の吉祥成就と仏法繁栄をご祈念
続いて伊勢大神 荷田社にむかう
参拝ののち,中の社 二の峰へ
中の社 青木大神
こちらにも一対ご献灯 千手真言などでご法楽
神蹟はその場所そのものがご神体である。
風が強いが一対、ご献灯 十一面観音の真言などでご法楽
お山をしているときに、あるお茶屋さんでおもしろいことを聞いた。
それは、昔の稲荷山のお茶屋さんは旅館業で参拝者を泊めていた。しかし、車などの発達でだんだんと宿泊者が減りかかったときに、お稲荷さんから「旅館はやめて、毎日帳簿をみて生活しろ」とお告げがあり、現在のように方向転換したという。
お稲荷さんはなかなか現実的である。
以前にも書いたが、たくさんの信者がいた,ある男性のオダイさんの話。
信者から商売について尋ねられた時「わしは知らん、自分で考えろ」といったそうだ。
これは、信者の力を奪うことなく、その人の力を伸ばすための方便であった。
なんでもそうだが、自分の力を他者に渡すと、その人の力が弱くなり、依存的になる。
それでは成長できないことをお稲荷さんは良く知っているのである。