大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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敬愛修行者の心得

>ただしこの修行は功徳が特に強い分、こころがけによっては反動があります。それは利己的な願いや他者をコントロールしようとすると起きる可能性があります。これをよくよく自覚してご参加ください。

 

敬愛修行において注意すべきは、特定の人物を自分の都合の良いように操ろうとしないこと。だいたいそういうのは、相手も無意識的に察して抵抗されてうまくいきません。

 

とは言っても利己的な心がおきるのは、無理もないことです。

利己的な心がおきてきたら、まずはそこに気が付くことです。

いま自分はそういう気持ちをもっているのだと認めるのです。

そして、そのまま仏さまにあずけることです。

煩悩の塵をはらうのではありません。

そして、

真言 庫(くら)を開く

で、自分の宝庫を開けば、敬愛和合の徳が自然に出てきます。

宝の庫を開くのが修行です。

一度に大きく開く人もいれば、

ほんの少し開く人もいます。

だから、続けて修行することが大切です。

 

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ご眷属は心の中の宝の庫を開ける鑰(かぎ)をくわえています。