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令和4年 春季彼岸会の感想その10

こんにちは。
彼岸会とお施餓鬼に参加させて頂き、ありがとうございました。
彼岸会の真言をみんなで唱える観想では、宝楼閣根本陀羅尼は長いのでなかなか難しかったですが、心呪は観想しながら唱えているとほんのり気持ちの良い感じになったので、通じているのだと思えました。
 
こういうことを申し上げるべきか少し迷いましたが、「次第は頂きましたが、果たして自分が行っても通じるのだろうか?」という自分への不信感がありましたので、「とにかく仏様にお預けしよう」と思って、供養の対象の皆様はもちろん、仏壇の仏様にも一緒にお唱えしてもらい、みんなで合唱するイメージで行いました。仏様が幼稚園の先生で、私達が園児くらいのイメージでしょうか。
 
「もし自分が間違ってても、仏様は無下にはなさらないだろう」という浅はかな考えからでしたが、とりあえず自分は心地よい感覚が持てましたので、同じようにご供養の対象の皆様にもご供養が通じていればいいなと思います。宝篋印陀羅尼についても、同じイメージで行いました。ありがとうございました。
 
お施餓鬼については、ご先祖様のご供養、気になっておりました二霊のご供養、守護霊様のご供養が出来、とても心が穏やかになりました。特に、宝篋印准胝略懺法で浮き上がってきた二霊については、お施餓鬼をしていただき、また自分でもご供養をする事で、心の中で収まりがついたように感じます。彼岸会の中でも懇ろに祈りを捧げました。ご供養が通じていればいいなと思います。
 
不思議なことに、供養期間中の友人や親との会話の中で、自分は意図していないのに二霊に通じる話を友人や親が振ってくるのです。何かの縁かと思い、懺悔のつもりで友人や親に事の些細を聞いてもらうと、肩の荷が降りた気がしました。(今まで話すのも憚られると思って、1人で抱えていました)これもお施餓鬼の功徳が巡り巡ってやって来ているのだと思います。ありがとうございます。

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お知らせ

4月10日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは明日4月6日です。