大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年 愛染明王敬愛修行会の感想その10

ご先祖は私たちと神仏をつないでくださいます。

 

ここからいただいたメール

 

大森義成先生

前略、このたびは、愛染明王敬愛修行会のご指導をいただきありがとうございました。
また、京都伏見等御巡拝の上、ご同行一同の吉祥成就をもお祈りいただき、まことにあ
りがとうございました。

 

おかげさまで、自宅での実修も無事結願となりました。高野山などではお見かけしながらも、なかなかこれまでご縁がなかった愛染明王様とご縁をむすぶ貴重な機会をいただけたことを感謝いたします。

ご本尊様および先生ならびに御同行の皆様に篤く御礼申し上げます。

今回の実修の報告ですが、法会前の自行の時、小さな砂粒のような、しかし、重い粒子のような光が自分の合掌の右手のひとさし指の先にあり、それがご本尊御同行含めてみんなとキラキラと呼応しあう、響きあう観想が湧きあがりました。

 

「ひとりじゃないよ」というご本尊のお示しだとおもうと、ありがたい思いです。その後数日の機会には、一瞬の観想でしたが、ビデオの逆送りのように、この身が赤子にかえって母体に帰り、その母体も母体に帰り、親類も、知らない人たちもみな先祖にもどり、それが、一つの
砂粒になるような感覚がありました。

 

いのちというものはみんなつらなっているということが、この修行で実地に体験できたとおもいますし、御同行がいらっしゃる会のあり
がたさを感じました。

開白の日の朝方には、また夢をみましたが、温泉場にいき、源泉を飲めるところに、なぜか自分の茶碗が置いてありましたが、みんなにつかってもらえばよいと思い、それを借りて自分も飲みましたが、茶碗の底の方に砂にまじって、キラキラと光の粒がはいっていたというものでした。

 

覚めてみれば、前夜おそなえの功徳水を自分の茶碗に入れて一口いただいたのが夢に投影されたかなと思いました。

 

また、ご本尊の御影を拝すると宝の壷の中に活けられている蓮華にお座りであると気づき、湧き出る温泉の恵みのように、敬愛がひろがり、また、もとに吸い寄せられる様子をよく観想することができました。

また、先月のお彼岸会では、先祖がその一門と思われる悲運の戦国武将をご供養してい
ただきましたが、その一門の子孫を助けて姓は替えて血統を残してくれたのが、ご本尊
様ゆかりの「愛」の兜をかぶった直江兼続だったのでした。ご先祖の冥々のお導きも感
じる次第です。

来年まで御加持を頂けるとのありがたい御法話もありました。引き続きご指導のほど、
よろしくお願い申し上げます。末筆ながら先生ならびに御同行の吉祥成就をお祈りしま
す。       合掌

お知らせ

滅罪会の申し込み締め切りは5月16日月曜日19時です。

申し込みの詳細は下記リンクをご参照ください。


令和4年5月 滅罪会(めつざいえ)のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵