大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年 愛染明王敬愛修行会の感想その13

大森先生

 
お世話になっております。
愛染明王敬愛修行会の開白日は私の誕生日ということで、日付が変わった夜更けに早速嬉しく修行いたしました。
 
これはとても不思議な修行です。終えた後は頭の中が「幸せ物質」で満たされたような、うっとりと柔らかな気持ちになります。
 
翌日(開白日の昼間)、近所のスーパーのお花売り場に行くと、ちょうど業者さん(年配の男性)がお花の入れ替え作業をなさっていました。
「こちらのお花はとても元気なのでよく買うんですよ。」とお声がけをすると、業者さんは驚かれたように「ありがとうございます…まだしばらくここにいますので、買い物の後にもう一度寄ってください。お花を差し上げますよ。」と。
買い物を終え、ちょっと厚かましいかなと思いつつも再びお花売り場へ。すると業者さんは車から小さな花束をたくさんお持ちになり、「よかったらどうぞ。なかなかお客さんから声をかけてもらえることもなく、とても嬉しかったので。」とおっしゃるのです。
私はビックリして「実は今日は私の誕生日でして…誕生日にお花を頂くのは生まれて初めてです、ありがとうございます!」と、年甲斐もなくはしゃぎながらお礼を伝えました。
すると業者さんは少しうつむき、「そうでしたか…それは良かった…こちらこそ嬉しくて涙が出そうです…」と本当に目を潤ませ、その姿を見て私も「やだ〜、私も涙出そう…ありがとうございます♪」と。
スーパーの軒先での小さな出来事でした。しかし、心温まる経験とたくさんのお花を頂きました。これは、もしかしたら愛染明王様からの誕生日プレゼントかもしれない…と有り難く思っています。
(うちにある花瓶に入りきれないくらい頂いたので、帰りに顔馴染みの郵便局に立ち寄り、事情をお話して職員さんたちにお裾分けしました。喜んでいただけたようで良かったです。)
大森先生、愛染明王様、素敵な誕生日をありがとうございました( ◠‿◠ )。