善龍庵 大森先生
先日、東寺の前を車で通りました。
五重塔がかっこよくて家に帰ってからホームページを見ていましたら「天」のページで
「仏教では、天は、人間と仏の間に存在します。
地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天、声聞、縁覚、菩薩、如来という、心の状態を表した、十界の中にあります。」
という文章がありました。これを読んだときに、大森先生が仰る誰もが持つ内在仏があることを、そしてそれでも愚かな行為をしてしまう私たち人間、それを悔い苦しみ救われようと手を合わせる、また自分の中の新たな仏様に出会うといった一連の流れのようなものが心の中にすとんと落ちました。
頭では分かっていたことでも何かがすとんと落ちるような感覚です。言葉にしにくいのですが、何かこういうことなんだなと思えました。
大森先生の修行をさせて頂くようになってから、このようなふとした瞬間にこういうことなのかなと思えることが増えたように思います。
そういうときはとても嬉しくありがたく感じます。ありがとうございます。
若い頃から寺社仏閣を巡ることが好きで全国いろいろと見て周りましたが、こうして修行をさせて頂いて目にする仏様は以前とは全く違うように感じます。
若い頃にもっと早く修行を始めていれば・・・と思ったのですが、これもきっとご神仏の計らいできっと私に必要なことが必要な時に起き、気づき、今こうやってご神仏に向き合わせて頂いているのだろうと思いました。
ありがたいです。
このような機会をくださった大森先生やご同行の皆様に感謝です。
ありがとうございます。
ご神仏シリソワカ
大森先生シリソワカ
ご同行の皆様シリソワカ
合掌
遠くに五重塔が見える。
それを目指して進んで行けば、たとえ回り道であっても必ず到達することができる。
これが仏道修行の心がけである。