大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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霊のなやみの話


『弘法大師のみ教えを慕って 因縁・霊 ー恐怖からの脱出』から その1 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

 


『弘法大師のみ教えを慕って 因縁・霊 ―恐怖からの脱出』から その2 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

 

私は霊のなやみを否定しているのではない。

体験上、それはあると思う。

(マスコミや漫画で取り上げるほど多くはないと感じている。話を聞いている限りでは思い込みもある。もちろん、間違いないな。。。というのもある。慎重な判別が大切

 

その悩みでさらに苦しまないように注意喚起のため、上記リンクの記事を掲載しました。

では、そういう悩みの方の参考に、私見を掲載する。

 

①霊のことをあつかう、番組や漫画、サイトなどから情報をしいれないこと。

これはトラウマにも通じるが、経験上、情報過多になり余計に苦しむようになる。

悪循環である。

オカルトスポットなどにも近寄らないのが無難。恐怖心が刺激される。

逆にリラックスできる情報を仕入れること。

 

②すべての悩みは霊の障りであるというのは、要注意。

ある宗教の裏話。

「相談者のすべての悩みは霊の障りである」という前提で対応するとのことだった。

つまり、すべては霊の祟り障りで、違うのは生霊なのか死霊なのか、土地の祟り等なのかということなのだ。

 

そういうところで除霊をうけつづけ、悪化した実例がある。

その話をきいたとき、除霊を看板にしていても、いい加減なものだなあと思った。

実際は相談者がそのように感じても、違うことが多々ある。判別が必要。

(脳の疾患のときもある。レビー小体認知症などのことも)

 

③医薬を否定しないこと

これは弘法大師も説かれている。

とくに身体症状や幻視が頻繁に起こる場合は治療を必要とする可能性があるので、医薬の併用が大切。

 

よしんば霊の影響でそのような状態であっても、感じているのはその人の身体であり、脳や神経によって知覚しているからだ。

 

あわせて信仰を心のよりどころにするとよい。

 

とはいっても、霊の悩みを医者に言ってもわかってもらえないのではないかという迷いがあるかもしれない。

そこは心配いらない。

そういうときは、同時にカウンセリングを提供している心療内科などのクリニックが無難だろう。

実際、カウンセリングで話を聞いてもらい、心が楽になると、霊の影響を受けにくくなる。自分軸をつくること。

類は友を呼ぶ、ではないが心の状態に霊の方も応じている。

 

④こころの結界を作る

この悩みをもつ人は、自他の境界線が弱いことがある。

まずは自分の守護霊や信仰する神仏を常に念じて報恩感謝して、安心を得るとよい。

ありがとうございます。と感謝すると神仏の加護を受け取りやすくなる。

気になっている方がいれば、供養する。

すると心に力が出てくる。自分軸ができる。境界線がはっきりしてくる。

結界を張るのではなく、結界が自然と作られていく。

強い力で守られているので、変なものはよってこない。

 

⑤身体を調える

心と体と霊的な状態はリンクする。まずは体を調えること。

ゆっくりとした呼吸に併せたストレッチや軽いウオーキング。食事。睡眠。

自律神経を調えるようなことを行うと、心も霊的なことも調う。

 

 

 

最後に、

この霊のなやみで一番苦しいのは、「わかってもらえない」ということである。

つまり孤立感である。

ただし、わかってもらえると思って行った所が、とんでもない所である場合が多々あるので、そこは避けてもらいたい。

何か皆様の参考になれば幸いである。

吉祥成就合掌礼拝

 

※当方では除霊などはしておりません、念のため。

 

 


霊的な脅しからの脱出 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵