懺悔は善悪対立の世界をこえていきます。
自責、他責もこえていきます。
被害者でもなく加害者でもない。
どちらも、ながめる視点がでてきます。
苦楽順逆、様々なご縁が糧になります。
頭で考えてもわかりません。
修行により、少しづつ体感していきます。
ここからいただいた感想
大森義成先生
東京都の〇〇〇〇〇です。
滅罪会初回の3日間を無事に終えることができました。ありがとうございました。
1日目の修行の終わりに、
ありがとうございました、と胸の中で唱えました。
すると、すうっと白く細い糸が幾く筋も伸びていて、
見えないその先には、
修行の尊、師、ご同行のみなさまや、先祖、有縁無縁のあまたの方々がいると感じました。
この糸があるから、私は落ちないのだという、不動の安心を得ました。
3日目は、真言念誦の功徳をもって○○○○ところで、
という言葉が浮かびました。
修行の最後に1日目と同じくシリソワカを唱え終わったとき、
よれて先のない糸が幾つもからまっているイメージがありました。
胸から、低く静かに、私を殺したもの、私が殺したもの、
私を盗んだもの、私が盗んだもの、私を犯したもの、私が犯したもの、私を陥れたもの、私が…。
という言葉がぶつぶつ出てきて、そのすべての私を懺悔します、と胸中で言いました。
不思議だったのは、被害の側でも懺悔したことです。
そして、そのような縁にシリソワカを唱え、感謝しますと胸中で言いました。
すると、1日目に感じたご縁と3日目に懺悔し祝福した過去七世の怨縁が、すべて集まってひとつの眩い光りになり、そこからひとりの輝く尊が現れました。
良縁も悪縁も、すべてその尊に内包されている感じです。
毎回、長くなり申し訳ありません。
自身も感想を文字起こししつつ飲み込めていないうえ、
書ききれないこともある、壮大な修行でした。
感想を先生にお話しするかもためらい、抵抗も感じましたが、送らせていただきます。
予告
六月は陀羅尼報恩会です。
半年をふりかえり、報恩感謝です。
感謝すると、さらに功徳を受け取れるようになります。