大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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慈悲のこころと蜘蛛の糸

自分を救う蜘蛛の糸は、自分の慈悲のこころです。
 
カンダタは救いを自分で放棄しました。
 
私たちに今できる具体的で小さな慈悲行は何でしょうね?
 
ここからいただいた感想
 
大森義成先生
 
お世話になっております。いつもありがとうございます。
東京都の〇〇〇〇です。
 
今朝、施餓鬼供養をはじめて、お水を庭にまきに行く時、
ドアのサッシのところに中くらいの大きさの蜘蛛さんがいました。
玄関の内側に入って、ドアに挟まらないで良かったと思いました。
 
何か月前だったか、部屋に小さな蜘蛛がいて、パソコンの周りをいつもウロウロしていて、
「くも君」と呼んでいて、ネットで調べると縁起がいいということで、出てくるのが楽しみでした。
 
ある日階段で猫のキーコが何も餌がないのに、何か食べていて、
まさか「くも君」がキーコに食べられてしまったのかと思い。ガッカリしました。
 
それ以来見かけなくなってしまい。今朝見かけて「くも君、生きていて大きくなったんだ。良かった。」
と思いました。それで蜘蛛のことを考えていた時、物語の「蜘蛛の糸」のことを思い出しました。
 
その時、大森先生の善龍庵の行事は私にとっての蜘蛛の糸だったんだ、と気づきました。
娑婆で苦しむ私に、大森先生を通して、ご神仏が垂らしてくださった救いの糸だったんだと。
 
蜘蛛の糸」の主人公カンダタは他の人たちを落とそうとして、結局落ちてしまいましたが、
そのようなことなく自分だけでなく、皆様方で救いにあずかれるように願っていこうと思いました。
 
合掌
 

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