大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年陀羅尼吉祥会の感想その14

善龍庵
大森義成先生

大森先生シリソワカ
おはようございます。
お世話になっております。

遅くなりましたが、10月の陀羅尼吉祥会、不動明王修行会、誠にありがとうございました。

この度の陀羅尼吉祥会では陀羅尼碑建立の歴史を知り、仏陀波利三蔵とお大師様の大慈悲をはじめ、願海阿闍梨様が未来の衆生の仏縁をも願って建立してくださったことが、殊の外嬉しく感じられた吉祥会でした。

たまたま大和絵師冷泉為恭の図録を見ておりましたら、今までまったく気がつかなかったのですが、“尊勝陀羅尼碑建立写生図巻”なる図版が掲載されており、建立当時の盛大な様子が描かれているではありませんか!

陀羅尼碑が牛二頭とたくさんの人々に引っ張られ、沿道にも多くの人が見守っている様子です。

そこには図と共に為恭の思いも記されており、中でも「大吉、大吉、大吉、大吉、大吉祥日」と、陀羅尼碑建立の歓喜に溢れた文が印象的でした。

愚鈍迷妄の私が、こうして尊い陀羅尼碑との勝縁にあずかれたことは、先師様方の広大な度衆生誓願の故であるなぁと感謝申し上げるとともに、毎朝尊勝小呪と“大吉祥日シリソワカ”と唱えて1日を頂くようになりました。

御同行の皆様にも感謝です。

この度も多くの法味を頂きまして、本当にありがとうございました。

寒くなってまいりましたので、どうぞご尊体ご自愛ください。

諸仏諸尊シリソワカ
御同行の皆様シリソワカ
一切衆生シリソワカ
合掌



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