大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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施餓鬼供養の功徳その243

いつもお世話になっております。

この度も施餓鬼供養をありがとうございました。

無事に自宅追善供養も7座終えることができ、また昨日月参りも無事に終えました。

お導き下さり本当にありがとうございました。

 

現在私は、自分自身の弱さと戦っております。

私自身のこれまでの行動で生じた悪い結果を、相手の問題にすり替えて、自分を見つめようとしていなかっただけでした。

それを認めてからはこの年始年末、そして昨日まで本当に自信を失い、小さな自分に嫌気がさし、

この世から早く消えてしまいたいと思うほど、病んでいました。

(その分他人に対する怒りなどは消えていました)

 

私は他人から評価されることにトラウマがあって、動けなくなってしまうんです。

見えない敵におびえて毎日暮らしているような状態でした。

 

これまで◎◎◎◎様へは、昨年の4月にある気づきから、大森先生へ施餓鬼供養を毎月7座お願いするようになり、

また、盂蘭大供養会、お彼岸、納め万霊総供養などでも報恩謝徳をお願いし、自身も月に1度参拝しておりました。

お参りをした際には決して自分の悩みを伝えたり、願ったりはせず、

ただただ神聖なる土地を汚してしまったことに対して、職場代表として詫びております。

その他はこれからの1000年、2000年この土地が変わらず清らかな聖地であり続けることを願うだけでした。

今年初めての参拝をした日は、風が強い日ではありましたが、森の中ですのでさほど吹かず、時折旗についた鈴が鳴るくらいでした。

それが、◎◎◎◎様の御前での報恩謝徳の勤行中に、突然突風が吹き、祠の斜め後ろの森の一部がざざざざざーっと

大きく揺れ動いて、すごい音が鳴りました。

何も見えない私ですがそれを見て、「あそこに大龍神様がいる」と思いました。

その後、山から降りる参道で、シリソワカを唱えながら歩いていたのですが、

「私はこの職場にいるのが辛いです。いつまでもこうしてお参りに来たいですが、もういれなくなるかもしれません、、、、」とつい、

つぶやいてました。

でもこんなこと言ってはダメだ、、と思いなおし、最後に般若心経を唱えながら歩いて、結界(鳥居)の外に出ました。

 

次の日、人との悩みによる苦しい気持ちを持ちながら出勤して、

いつものように坂(◎◎◎◎様の神域の山の中を通る舗装された車道)を、◎◎◎◎様、地蔵菩薩様、

薬師瑠璃光如来さまの真言とともに、「ありがとうございます、安らかでありますように シリソワカ」を唱えながら登っていたら、

突然、嗚咽するくらいの涙がぐわーと溢れてきたんです。どんどん涙があふれてきて、こみ上げてくる熱い感情があり、

それは悲しいのではなく、嬉しいというか、慰められたというか、寄り添われて安心したというか、

もしくは感情を吐き出して分かってもらえたというか、そんな感情が溢れ涙が止まらなくなりました。

こんなこと今まで一度もなかったし、泣くほどに苦しんでいたわけでもなかったので、本当に驚きました。

このままだと、目が真っ赤になって変に思われる、、、どうしよう、、でも止まらない、、、と思っていたら、

仕事場の敷地に入った途端、その感情は消え元に戻りました。

何だったのだろうか、、、、と自分でも驚くほど、とても不思議な体験でした、、、。

 

でも、それから気持ちが少し切り替わってて、「私は大丈夫。大龍神様がついてくださっている。

マイナスの気持ちを全て持って行って下さった。大丈夫。守ってくれている。」

という気持ちになり、「私はもうだめだ、無理だ、、、」という気持ちは少し薄れて、

「大丈夫かも、、、!」と思えるようになった感じがします。

 

昨年末は、大森先生が教えて下さった方法を実践して、結局すべての原因は自分にあることを認めることができました。

そのため精神的にどん底にいましたが、ご神仏様が助け出して下さったように感じます。

迷ったり不安になったり辛くなった時は、

今、私は大龍神様の背中に乗っているから大丈夫!というイメージを持つようにすればいいみたいな感じがします。

(失礼なのかもしれませんが、、、)

 

そして大龍神様が行くところに委ねて、その後ろで(そのお背中で)、やるべきことをやっていたらいいと。

例えば、250ccくらいのバイクの後ろに乗って、どんなカーブでもどんなスピードでも、運転手を信じて、

委ねて一緒に身体を傾けるというような感じです。もし力の方向と逆に体を傾けたり、怖がって大騒ぎしたら、

スリップや転倒の事故にもあうし、早く目的地にも行けなくなります。

これと同じで、ご神仏様に委ねるというは、龍神様に運転を任せて、安全に早く目的地に連れて行ってもらえると信じて、

動きを共にする。そんなイメージが湧きました。

 

本当に本当に不思議な体験でしたので、お伝えしました。


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竹生島にて撮影