むかしから、大難が中難 中難が小難 小難が無難 といいますね。
善龍庵
大森先生
前略、いつもお世話になっております。
さて、このたびは、お施餓鬼を厳修いただきありがとうございました。おかげさまをも
ちまして、実修も無事結願となりました。
ご本尊様、ご神仏様および先生ならびにご同行のみなさまに篤く御礼申し上げます。
日課としているお不動様の秘法のおかげもあると思いますが、今はなき人を供養するに
つけても、人の心身の根底には深い悲しみがあることに気が付きましたが、同時に、先
生のご法話「煩悩即菩提」のように、みほとけの教えによって、その悲しみはただちに
癒されるためにあるという気づきもいただきました。
そこは、仏法僧に帰依するのみで、呼吸のようになんの取引もなく、色即是空というよ
うに、(以前うかがったように)渋柿がそのまま甘くなる感じです。2500年前の釈
尊、あるいは南天の鉄塔を含めさらに無量の過去仏から今にいたるまで、深い慈悲を発
しているなにか、人を癒すために流れている何かに、施主・ご供養対象・ご同行ともに
触れるご縁をいただいたということでしょうか。
ここ数年、特にはこの2月から3月は小さなトラブルが続きましたが、「ご神仏を常に意
識せよ」という先生のご助言もあり、大事には至らず、なんとか乗り切れた感じがいた
します。
誠にありがとうございました 合掌礼拝 吉祥成就
◎お知らせ
26日からの施餓鬼供養の締め切りは本日22日です。