今日は大勝金剛一字心法(田夫(でんぷ)愛染の法)の本尊である『田夫愛染本尊』を勧請した。
この供養法はユギ経に由来している。
秘尊のため写真は掲載できないが、私はこの仏様の供養法を毎朝行じている。息災と敬愛を兼ねる修法である。今までは本尊がなかったので、無本尊修法の口伝により拝んでいた。
念じているとご縁ができて、あっという間に本尊様がやってきた。霊験が速いとあるとおりだった。
八幡神をはじめ、諸神の総本地とも言われ、煩悩即菩提を如実に表す尊格である。
(諸神の三昧耶形は蛇であらわされる)
なかんずく、荒神供では法楽に田夫愛染の大事を結ぶが、それは荒神が無明煩悩を体とするの で、この大事で法性に帰するためである。
当庵は如来荒神、忿怒荒神、小嶋荒神をお祀りしているが、この大勝金剛一字心法により日々の法楽としている。
田夫愛染の口訣