世をすてて 世にすてられて ほっしんも
仏法僧の ひかりなりけり
(『木喰上人 和歌選集』柳宗悦より)
※捨てることは、仏道修行者が住する、慈悲喜捨の四無量心の「捨」に当たる。
「聖(ひじり)」には一遍上人のように捨聖(すてひじり)がいた。
※ほっしん 五来重先生は発心と法身の両方の字をあてている。木喰上人は明らかに発心の意図がある箇所に法身の字を宛てていることもある。
今日も微笑みを
まるまると まるめまるめよわが心 まん丸丸く 丸くまん丸
※木喰自身像写真は下記から引用し、明るめに加工しました。感謝
出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム
https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/C-1825?locale=ja
をもとに大森義成が加工しました。