大本願の宝物殿を拝観に行きました。
私のお目当ては木喰五行上人が彫った木喰仏と戸隠神社の宝光社の御本地仏である将軍地蔵。
立派な舎利器や弁才天立像も展示されてました。
間近でじっくり拝観できました。
ありがたしありがたし
善光寺大本願宝物館|長野県博物館協議会公式サイト | 信州 Museum Guide
次に蓮華院様の弁財天に参拝。
こちらは戸隠神社の九頭竜権現の御本地仏と伝えられているそうです。
比較的大きな弁財天様です。
明治の廃仏毀釈の時に戸隠山から出されてしまった仏像ですが、しっかりと護持されていてありがたいなと思いました。
善光寺と戸隠の「ご縁」仏像で感じて 善光寺・蓮華院「ゆかりの本尊」修繕お披露目|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
ちなみに善光寺の本堂は神仏習合だと案内人が言ってました。向かって左、善光寺如来は仏様、中央に御三卿は神様だということでした。
善光寺のサイトには
「この御三卿像は神道の男神女神との様式的類似がみられ、神像として祀られています。その為、神鏡が安置されています。」と説明されています。
詳しくは下記サイトをご参照ください。
[https://www.zenkoji.jp/about/nainaijin/#:~:text=%E5%85%83%E7%A6%84%E4%BA%94%E5%B9%B4%EF%BC%881692%EF%BC%89%E3%81%AB,%E3%81%A8%E3%81%8A%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81
大僧正が副貫主に就く前に、羽田先生に伴われ坂本のご自坊にご挨拶に伺ったことがあります。密教修法に熟達され、多くの僧俗から帰依を受けておられました。
その後、弁財天華水供、浴酒、三天合行法等をお授けいただきました。合わせて念持仏の弁財天像を浴酒で拝んでいただきました。
大僧正からは、稲荷信仰について重要な話を伺いました。
詳細は割愛しますが、大僧正はある処で稲荷大神の御本地仏を特別に拝したとのこと。それは厨子入りの如意輪観音だったそうです。
そのお話を参考に、私はお稲荷様を拝む時には稲荷御本地大事で観音様として拝みます。