大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

お知らせ

11/24からの施餓鬼供養は本日七座結願しました。継続のかたは引き続きご供養させて頂きます。 本日は、定例の施餓鬼供養のあとで、准胝懺法、豪潮伝の地蔵尊香印仏秘法、さらに別座で施餓鬼供養を修し、三界万霊、諸施主様にご回向させて頂きました。 年末12…

大きい根をはる

このブログでなんどか紹介している、泉庄太郎師(泉聖天尊)のご法話を紹介しよう。 あるとき、泉師は八栗寺の聖天尊へ信者と大勢でお参りいった。 道中で竹にからんでぶら下がっているキュウリをみた信者が、泉師に 「先生、信仰はあんなものでしょうか。あ…

お知らせ

12月1日からの施餓鬼供養の施主様には、自宅での供養法をメールでおくりました。 もし、お名前などに間違いがありましたら、お手数ですがご連絡ください。 11月30日から12月5日までに申し込まれた、施餓鬼供養は12月8日、日曜日からご供養します。 施餓鬼供…

施餓鬼供養の功徳 その21

埼玉のIさんから、ご報告を頂きました。施餓鬼供養をされてから、仕事で良い変化があったようです。 「先生、おはようございます。 私事ですがその後、新しい仕事場での研修もとても順調で、受ける研修全て一回で合格しています。 この研修に受からないと、…

療痔病呪

『療痔病経』を拝受したので、毎日読誦している。 むかし、京都に真言宗のお経本や曼荼羅を扱う心鏡社というのがあって、そこで出していたのを持っている。しかし、もうその会社は潰れてしまった。 そこの経本には、痔で苦しんだ坊さんが、このお経のなかに…

施餓鬼供養の功徳 その20

施餓鬼供養をされた群馬県のAさんから、供養中に気づかれたことをご報告いただきました。一部略してご紹介します。 「大森 義成 先生 大変お世話になっております。 先日、11月17日から、7座の施餓鬼供養をお願いさせていただいた、Aと申します。 このたびは…

不忍池辯天堂参拝

浄厳和尚の御廟参拝まえに、不忍池の弁財天に参拝。 宇賀神様がドーンと鎮座まします。 お堂の裏にはタヌキに注意! ちなみにお堂の裏には実際に動く神さまがいるので、こちらからも参拝。後戸の神という。 聖天島は琵琶湖の竹生島を模したものとのこと。巳…

浄厳和尚の御廟参拝

浄厳(じょうごん)和尚( 1639〜 1702)は、江戸時代中期の真言宗の高僧である。 徳川綱吉の帰依をうけて、江戸湯島に如法真言律の道場、霊雲寺を建立した。 根津にある妙極院に御廟があるので参拝させて頂いた。 私の修する施餓鬼法は、浄厳和尚の編じた次第で…

慣れてくると・・・

三重県桑名市にある専光坊、こちらの宇佐美秀慧老師がご遷化されたと伺った。 わたしは25年くらいまえに、こちらで10日ほど内観と座禅念仏の修行をさせて頂いたことがある。いまは知らないが、当時は外国からの修行者も多かった。 真宗の結社の修道法であっ…

施餓鬼供養の質問に答える

問1 施餓鬼供養は基本7日7座とのことだが、どのくらいの期間供養したら良いのか? 答 それは、施主様の気持ち次第です。仏教は意図を重んじます。7座から、14座、21座、28座と継続されるかたもいます。また毎月供養されるかたもいます。 施餓鬼は単にご供…

施餓鬼供養の功徳 その19

大阪のYさんから、施餓鬼供養で気づかれたことを教えて頂きました。 Yさんはご先祖や有縁の方々の施餓鬼供養を続けていますが、先般は亡くなられた愛犬の施餓鬼供養もなされました。 ご供養を続けられるかたから、よく気持ちが落ち着いたというご報告があり…

いのり、くすり

昔から「いのり、くすり」といって、病気のときにはまず治療や養生が必要である。そして、それと共に、真言念誦、ご祈祷、施餓鬼供養が大切であることを教えている。 物質的な治療とともに、心や霊的な支えも忘れてはならない。 弘法大師は嵯峨天皇がご病気…

お知らせ

11/17からの施餓鬼供養は、本日11/23土曜日に七座結願しました。 継続でのご供養は引き続き拝まさせて頂きます。 明日11/24日曜日からのご供養のかたには、自宅での供養法をメールでおくりました。 ご確認頂き、名前など間違っていましたら、お手数ですがご…

勅題「声」に想う

故松本長老のご法語から。 み仏の心をうごかすよう、まごころからご真言を唱えよう。 声は心の使者、心の足音、といった人がある 喜怒哀楽の心境が自然に声に現れる。 真実より出でたる声は真言なるが故に 人の心を打ち み仏の心をも動かされる。 諸仏の御真…

餓鬼とは 『密教夜話』から その2

三井英光大僧正の『密教夜話』から、一部引用。施餓鬼についてわかりやすく説いている。読みやすいよう適宜句読点を加えた。 問 よく「死ぬときの「一念は後をひく」などと申しますが、まんざら憶説ではないのですね。 答 そうです。死ぬと時の一年は、元よ…

施餓鬼供養の功徳 その18

遠方の土地や屋敷の浄化は、施餓鬼供養で可能か?というお問い合わせを頂きました。 お答えとしては可能です。(例外的に施餓鬼供養をするとともに、現地に出向いてご供養することもあります。また、その軽重がありますので、根気よく供養をつづける場合もあ…

餓鬼とは 『密教夜話』から その1

高野山真言宗の故三井英光大僧正著『密教夜話』(東方出版刊、絶版)に施餓鬼供養についてわかりやすく書いてあったので、一部引用したい。同著の第二章、信心問答の「信心と霊魂」から。 問 餓鬼とはどういう意味ですか? 答 人は生きている間はいたずらに五…

お知らせ

今週の21日木曜日までに、施餓鬼供養を申し込まれた方のご供養は、24日日曜日から修法します。 それ以降の申し込みの場合は、翌週の日曜日からのご供養になります。合掌 施餓鬼供養のご案内 大森義成に施餓鬼供養を依頼希望のかたは下記アドレスまでメールく…

積善の好相

『陰騭録(いんしつろく)』は仏儒道の思想による立命の書である。 陰は目に見えない冥々のうちに、騭は定まっているの意味。 つまり、人はその積んだ徳により、天(仏教的にとらえれば因果の理法、日本的にはお天道さま)が目に見えないところで、運命を定めて…

掌の中にあるものは?

貧、病、争と言うが、たしかに人の悩みは ①仕事や経済的悩み ②病気や健康状態の悩み ③人間関係の悩み の三種がそのほとんどかもしれない。あるいは、その3種が同時に訪れることもある。 かなり以前に仏教の雑誌『大法輪』紙に、眠れる予言者「エドガーケーシ…

施餓鬼供養の功徳 その17

施餓鬼供養を続けている兵庫県のOさんから、ご報告がありました。 この方はある組織の役員ですが、他の役員と相性が悪く困っていました。組織に関わる歴代の物故者の施餓鬼供養をしばらく、根気よく続けられました。 以下メールの内容。 「こんばんは❗先般…

口に真言の出るときは

「口に真言の出(いず)るときは、神仏のご催促と心得て、夢(ゆめ)油断すべからず」 これは毘沙門天や弁財天のおとなえの中の一節。 日常生活のなかで、ふと口に真言がでてくることがある。これは神仏からのごさいそくである。 何か気をつけることはないか? …

お知らせ

11/10からの施餓鬼供養は、本日七座結願しました。 継続でのご供養は引き続き拝まさせて頂きます。 明日11/17日曜日からのご供養のかたには、自宅での供養法をすでにメールでおくりました。 ご確認頂き、名前など間違っていましたら、お手数ですがご連絡くだ…

急ぐことは、焦ることではない

故松本実道長老の御法語から。 「善きことは急ぎ赴くべし」とは釈尊のお言葉 急ぐとは実行に移す事で、焦ることではない。 焦る心のいらだちが、正しい道を見失う。 ご利益のみを焦ってはならない。 急いで居れば、必ず目的地に達する。

お知らせ

17日、日曜日からはじまる施餓鬼供養の施主様には本日、自宅での供養法をメールしました。もし届いていないかた、名前など間違っているかたがありましたら、畏れ入りますがご連絡ください。 また、本日までに施餓鬼供養の問い合わせを頂いたかたには、供養の…

おかげをおとすなかれ

泉聖天尊(1862~1918)のおさとしに「あんまり拝むと、おかげをおとすぞ」というものがある。 これは熱心に拝むのが悪いというのではなくして、拝み様がある。拝む自分の心のあり方に用心しなさいという深い意味がある。 ご利益があるといえば、方…

なるほどのこころ

修養家の常岡一郎師は、運が悪く、八方ふさがり、万策尽きて悩んでいる方に「なるほどのこころ、十方を開く」と教えています。 仏さまには教えがあり、物事には道理があります。 それを知って、「なるほど!」と腑におちたうえで、実践することが大切です。 …

お知らせ

14日木曜日までに施餓鬼供養の申し込みをされた方のご供養は、17日の日曜日からはじめます。 それ以降のお申し込み分は翌週の24日からご供養させて頂きます。 施餓鬼供養のご案内 施餓鬼供養は、良い運命を築くための功徳の種まきです。そして、そのかたに影…

安易に考えるなかれ

信心を安易に考えるなかれ。松本長老のおことばを肝に命じたい。 故松本実道長老のご法語から。 「一丈の溝を越えんと思わん人は 一丈五尺を越えんとはげむべし」 とは古聖のお言葉。 ものをかろんじ安易に考えるとは失敗のもと 水鳥が静かに浮かぶためには …

施餓鬼供養の功徳 その16

施餓鬼供養をされているHさんから、メールを頂きました。 このかたは、はやく「おかげ」を頂きました。 いままで、ご報告を頂いたかたのお話を伺っていると、日頃から真言念誦行や滅罪の修行を積み重ねていたかたは、比較的、施餓鬼供養の「おかげ」を授かる…