先祖のお墓に悪い霊?がいると、自称霊能者に言われて悩んでる人がいた。何をもって悪い霊というのかはよくわからないが、言われたひとはショックである。
実は私も過去にそういうことを言われたことがある。だが、全く悪いことはなかった。
しかし、自分の心を懺悔し浄化しようと思った。
そういう方とご縁があるのは、自分の心に何か良くないものがあるからである。今風に言えば波長が合ってしまったのだろう。
大体悩みがある人は、そういう人から悪い霊がついていると後付されやすい。
ひどい時にはそれを除霊するために多額の金品を要求される。
これをマッチポンプという。
マッチで火をつけといて後からポンプで消すのだ。
しかし、1度へんなことを言われてしまうと、そんなものはないと言ってもなかなか受け入れられない。
そう。悪霊の祟りより、生きた人間から脅される方がよっぽど怖いのだ。
そういう悩みのかたにはお墓を清浄に掃除するようにとお伝えしてる。
なぜなら、大体そういうようなものは、それ相応の所に集まってくると言われているからである。
それは汚いところである。
仮に何かいたとしても、お墓が清浄であれば、いずらくなって自然に離れていくものだ。
その時には御真言を唱えながらお墓を掃除する。
「ご先祖様ありがとうございます、シリソワカ」でも良い。
もちろん悪い霊?などいなくても、このように掃除すればご先祖様はいっそう喜ばれる。
こっちの心もすっきりする。心がすっきりすると、悪いご縁も切れていく。
一石二鳥である。
ちなみに仏壇も同じこと。
仏壇は仏様の世界を表す。すなわち浄土のミニチュアである。
浄土というぐらいだから清浄な場所であることが大切なのだ。