とても重要な御法話です。
とくに最後の部分
「丁寧に懺悔しながら究極には罪などというものは存在しないと悟るのです。 罪などは存在しないという真理と、至心に懺悔するという二つが大事であります。 罪などはないというだけでは駄目ですし、懺悔するだけでも行きづまります。 このあたりも相反する両面が常にあることが肝要なのです。 些細なことでも戒にもとる行いがなかったか心から慙愧懺悔し、それと同時に罪などは空であり存在しないとみるのであります。 また罪などはないと悟りながらも至心に懺悔するのであります。 大らかさと綿密さが同時にあることにも通じます。 このあたりが仏道の妙味であります。」
は大事です。
六根を懺悔すると、玉ねぎの皮むきのようになり、ついに空を自覚します。
空はいいかえれば清浄です。これが六根清浄です。
六根清浄であれば、内外、地、天が清浄であります。大森