大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

松本実道長老

心身の信仰③『仏とともに』から

「修」は言うまでもなく実修、実行ということである。聞くことと思うこととは心に属しているが修は肉体を通して実行することなのである。 ここに至って初めて「聞」に始まった信仰は本物になるのである。いかに心に念じお祈りをしようとも、それが日々の生活…

心身の信仰② 『仏とともに』から

次に聞いた教えと道理をよくよく理解して、自分の心に思いとどめるのが「思」である。つまり心の修行である。心の持ち方、物の受け取り方はどうすべきであるかと日々の思いの上に心の働きを練るのがこの時である。 例えて言えば、自分は大きな天地の恵みによ…

お盆の気持ち

生駒山宝山寺の貫主であった故松本実道長老の『洗心抄撰集』(宝山寺刊)から お盆の気持ち お盆が近づいてきた。ご先祖に供養し、墓参りを終えた後のあのすがすがした気持ちはいいものだ。 その気持ちは、ただ単にこちらで勝手にこしらえて、勝手に感じてい…