岩屋寺は豪潮大和尚中興の寺だけあって、ゆかりの遺跡(ゆいせき)がある。
経蔵の横には、大和尚が1820年6月9日に開眼供養した五百羅漢がある。宝篋印中呪をとなえて礼拝。
同寺の奥の院の入り口には大和尚のお墓がある。本堂でお寺の方に墓所を尋ねると、地図を書いて丁寧に教えて頂いた。感謝。
墓前で伽羅線香を焚き、宝篋印陀羅尼略念誦法を修す。同陀羅尼七遍、准胝真言、念仏をとなえて、報恩謝徳の法楽を捧げた。
南無楞厳院大阿闍梨遍照金剛寛海豪潮大和尚
こちらには分骨が納められているようで、本廟は名古屋市内の旧時雨庵(現不動院)に建立された、大和尚が生前に彫らせた等身の石像がそれである。しかし、以前参拝したときに、現在それがどこにあるか発見できなかった。『豪潮律師の研究』に写真のみがある。
旧時雨庵の豪潮大和尚石像
続く