何人かの方からお供えを送っていただいたので、成田のかめや利平さんの歓喜団を求めました。聖天様にお供えいたします。
私はある大僧正から歓喜団の製造法の伝授を受けたので、昔は自分で作っていました。1日がかりです。
しかし、三井英光大僧正がモナカで代用していたことから、あとからモナカを供えていました。今ならあげ饅頭でも良いと思います。揚げ菓子なので、かりんとうでも良いかもしれません。
聞くところによると生駒聖天や妻沼聖天では、今でもお寺の中で作っているそうです。
京都などのお店で売っているのは、皮が日持ちする小麦粉でできています。
昔は皮は米粉で作っていました。私も上新粉を買ってきてお湯で練って団子を作り、それを熱湯に落としてから、平たくのばしてました。その中に、特殊なあんこを入れてつつみ、巾着状にして、それをゴマ油で2度揚げします。
しかし素人の悲しさ、お菓子屋さんが作るようなわけにはいきません。
かめや利平さんのは米粉でできているので、昔ながらのものです。成田山のお坊さんから製造法の伝授を受けたそうです。
傷みやすいので冷凍されて送られてきます。
これをお供えする時に解凍します。